ねこじゃら商店では不思議なものもなんでも売っています。店主のねこ、白菊丸は、良い奴には尽くすが、悪い奴にはばちをあてます。
いきのいい大きなばったのほしい客にはトビくらいの大きなばったをつりあげます。
嫌味を言って困らせ杖の半分を探せという頼みにこたえてもお金を払わないイタチ大将からは代金としてしっぽをもらいます。
運動会なのに靴がなくて困った人間の男の子には早く走れる靴を。
礼儀知らずな女の子には、プレゼントで、礼儀を外れるとおしりをたたくしっぽをつけてやります。1週間づれば消えますが。
のっぺらぼうには顔を売ってやります。
なかなか大人でも面白い内容の話になっています。個人的には望みのかなう打ち出の小づちを買えば、最高なんじゃないかと思います。
長いですが、短編集なので少しずつ読めば、小学校低学年でも大丈夫だと思いますよ。我が家では、初回は、親の私が読みました。