「外国の小学校」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

うちの上の子が、いま海外の国々にとても興味を持っているので、こんな絵本もあったのか〜、と図書館で探して借りてきました。
インドネシア、イタリア、アメリカの小学校のことを調べて教えてくれている写真絵本です。
（「たくさんのふしぎ傑作集」シリーズ）

特に興味を持っているイタリアの小学校が載っていたので、
食い入るように読んでいました。

が、小学生・中学生のみなさんが、この本を手にしたなら、
アメリカやイタリアの小学校より、
一番最初に紹介されているインドネシアの小学校のところをよく読んでほしいと、私は思います。

学校って、本来こういうところではないでしょうか？
作者も、インドネシアの部分には力を入れているみたいで、学校外の子ども達の姿をとても詳しく描かれていました。

表紙がいくらか地味で、いまの子どもたちはもしかすると、
自分からは手にしないタイプの本かもしれないので、
ぜひ、学校や図書館なので紹介してほしい１冊です。

インドネシア、イタリア、アフリカの小学校がどんな感じか、登下校、学んでいる授業中、下校後の遊ぶ様子、などをたくさんの写真で紹介しています。
写真がかなり古い感じなので、今はもう少し変わっているだろうな…なんて言いながら、参考に楽しみました。国が違い、習慣なんかは違っても、「クラスの子がいいことしたらチップを入れていって、いっぱいたまったらゲーム」など、同じ〜！ってことはあって、興味深かったです。

学校に興味があるのでこの絵本を選びました。国によって授業の進め方は違っても子供達は好奇心一杯の目で授業を受けているのが素晴しいと思いました。学べる事の素晴らしさも教えてもらいました。電球のリサイクルで植物を育てる心意気が気に入りました。子供達に将来の夢を語ってもらうやり方も良かったです。環境の良しあしよりも学ぶ気持ちがやる気を育てる事を教えてくれる絵本でした。