「からすのゆうびんきょく」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

からすの郵便局がとても素敵に描かれていてあたたかい気持ちにさせていただきました。みんなから信頼されてとても役にたっている仕事だと思いました。頼まれると直ぐに「かあ　かあ　ぱた　ぱた」とお届けして相手にも優しい言葉をかけてるのがいいなあと思いました。「とうさん　かあさん、郵便ですよ」とからす自身を配達したのがとても和みました。とても親孝行のからすでした（笑）親にとっては、一番のお届けものでした。裏表紙にも幸せな家族像が映ってました。

手紙や小包といえば、直接的なものを想像しますが、いつも動物さんたちが、からすの郵便屋さんに頼むのは、葉っぱだったり、１個の柿だったり、６本のすすきだったり･･･。この届け物の意味、分かりますか？
こんな便利な世界に住んでいたらきっと分からないですよね。でも森や林に住む、意思伝達手段を持たない動物たちは、その届け物にこめられた思いをしっかり考えて導き出すんです。
“かあ　かあ　ぱた　ぱた　そらをとんで　かあ　かあ　ぱた　ぱた　ゆうびんはいたつ”
どの贈り物も贈り主の気持ちがぎゅっとこもっていて温かかったです。すごく幸せな気分になれる絵本でした。

田舎から送られる小包を開けたことのある人なら、きっと感動すると思います。うちの長男が暗記するほど読まされましたし、都会に住む、他の人にもぜひ読んでいただきたい一冊です。