正直なところ表紙から、ここまで面白い絵本だとは想像もつきませんでした。
汽車に乗って一緒にしゅっぱつしんこう!的な内容なのかなと。
1ページをめくると、最初の印象としては、人間の顔つきがどれも同じような感じのシンプルな絵だなーと・・
そこまで好印象を受けませんでした。
けrどもう1ページめくろうとすると右上部に丸い穴が!!
トンネルに入るというワクワク感がここから始まります。
さっきまでの印象とは違って、もう一緒におとぎ話れっしゃのたびに出ている気分です。
暗くなるページの後に広がる日本のおとぎ話のページは一気に明るくなって、読む人の心を一気に惹きつけます。
きんたろうに、ももたろうに、かちかちやまに、さるかにがっせんに・・
いたるところに昔話がたくさん!
そして次は外国のおとぎ話、海賊の宝島、竜宮城、空、そしてスケールはどんどん広がって宇宙へ!
果てしなく広がる壮大なスケールに片時も目が離せませんでした。
そして、最後はゆうえんち。
ここで、さっきまでの旅が遊園地の中で行われていたことに気づきます。
一気に現実の世界へ。
起承転結がとてもわかりやすくて、すごくいい絵本です。
本当に面白いです!表紙以上の?面白さです。