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あかり自信を持っておすすめしたい みんなの声

あかり 文:林 木林
絵:岡田 千晶
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年12月
ISBN:9784895728812
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 58
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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49件見つかりました

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  • これは子供にも大人にもぜひ読んでもらいたい、心の深いところに残るすばらしい作品です。
    たまたま紹介文を読んで興味を持ち、直ちに登録して全ページためしよみにて拝読しました。このような経験をさせてくれたことに大いに感謝します。とともに、是非後日購入して、手元に置いてじっくり読みたいと思いました。

    この絵本を子供が読むと、あかりのありがたさ、ろうそくのあかりに包まれるあたたかい気持ち、などがきっと心に刻まれることでしょう。おはなしの内容は平易で心にじん、とくるものですし、絵がまた、それにぴったりの柔らかなタッチで、実にみごとです。わが家は子供たちがもう成人してしまいましたが、小学校中高学年くらいの頃に読ませたかった、と強く思いました。

    そして大人が読むと、これは「愛情」というものの本質を、みごとに表現した佳作であることがすぐに感じ取れます。読みながら私はまず、自分の親の愛情がこのろうそくそのものだったと思え、つぎに自分の子供たちに対する気持ちもこのろうそくと同じなのではないかと感じ、そして読後は何とも言えないあたたかい気分に満たされました。オスカー・ワイルドの名作「幸福の王子」の話が、読みながら何度も頭をよぎりました。

    子供・大人を問わず、心に残る絵本として、是非おすすめしたいです。

    投稿日:2015/01/24

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    8
  • 自分の一生を疑似体験した気分

    • マキにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子7歳、女の子4歳

    この物語を読み進めていくうちに、これは、母と私の物語だと思った。あたたかいあかりは母、主人公の女の子は私。読み終わると、申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちで胸が熱くなり、また同時にどうしようもなく切ない気持ちになった。
    幼いころはいつも寄り添っていたが、大きくなるにつれ、自分に必要なときだけ頼り、忙しい日々の中では忘れてしまってさえいた。
    そんな自分の身勝手さに憤りを覚えたが、同時に、それでいいとも思った。息子や娘にも、そうやって大人になっていってほしい。私のことなどかえりみず、私のことを思い出す機会は、あまりなくていい。
    子どもたちが大人になって巣立ってゆくまで、毎日たくさんあかるい笑顔を見せよう。このあかりのように、“いっしょになやんだりまよったりしながらよりそって”、どんなに暗い日でも嵐の夜にも、いつでもやさしくてらし続け、子どもたちの人生を支え続けていけるように。
    そんな大切なことを、思い出させてもらった。

    『わたしの火もあんな力づよいあかりになれたなら。そうしたらどんなにこの子をはげましてあげられるかしら』と、あかりはちっぽけな自分をふがいなく思うが、灯台のあかりより、月あかりより、女の子のこころのいちばんおくまで、ちゃんとあたたかいやさしいあかりは届いていた。
    私も日々の子育てに落ち込まず、自分を卑下するのはやめようと勇気をもらった。

    投稿日:2015/11/30

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    2
  • 静かな気持ちで

    静かな気持ちでこの絵本を読みました。
    絵本の中に描かれているろうそくのほのおが消えないように。
    ろうそくは火がともされればともされるほど、小さくなって
    いくもの。だから、ページをめくる度に、いつかきっとろうそくは
    消えてなくなってしまうのだろう・・そんなことを想像して少し
    寂しい気持ちにもなりました。
    娘が産まれて、娘と共に暮らして、「ああ、子育てって見えない
    はずの時間が見えるのだなあ」と、日々感じているのですけれど、
    ろうそくもまた、「時間が目に見えるもの」だったのですね。
    よく使うのに(そう!我が家では、停電の時や、キャンプの時、
    花火や庭でのバーベキューの時など、よくろうそくを使うのです!)
    そんなこと、考えたこともなかった。
    私も娘の成長と共に老いて小さくなっていきますが、このろうそく
    のあかりのように、娘の人生をあったかくほのかにてらすあかりに
    なれたらいいなあと思いました。

    投稿日:2015/10/02

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    2
  • すばらしい作品

    久しぶりにとても素敵な本に出会いました
    人とろうそくの一生を優しい絵で上手に丁寧に
    表現しています

    死について 恐怖心をあおることなく
    親子で考えられると思います

    子供のときに読んで深く意味がわからなくても 
    もういちど 大人になって読む価値のあるとても深い内容だと思います

    このような絵本をもっと子供たちに読んであげれる大人がいれば
    いいのになあ!と思います

    投稿日:2015/12/09

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    1
  • いのちの ともしび

    生まれた日に初めてともされた あかりってなんて素敵なんでしょう。
    その1シーンにぐっと心をつかまれ、絵本の世界に入り込んでしまいました。
    こんな風に温かく照らしてくれるのは、ろうそくならではですね。
    そして、その温かなあかりを届けてくれるろうそくは少女のずっとそばに寄り添い
    少女は年を重ね大人になりおばあさんになり…
    読んでいてぐっとこみ上げるものがありました。

    先日、大好きな祖母を見送りました。
    初めて祖母を想ってつけたろうそく。
    祖母との想い出がたくさん思い出され、
    そのあかりを、じいっと深く見つめていました。

    当たり前のように思っていて気付けなかったけど
    おばあちゃん、この絵本のあかりのように
    私が小さい時から、さりげなくそばで静かに見守ってくれて
    たくさんの優しさを届けてくれて本当にありがとう。

    いろんな思いが込められたあかり。

    きっと、このろうそくは私たち一人ひとりでもあると思えて。
    太い、細い、長い、短い、大きい、小さいきっと色々あると思いますが
    変わらず芯のしっかり、そして、ゆらぎながらも
    想いは熱くまっすぐ生きていきたい。

    そして、大切な人たちの傍にそっと寄り添って
    これから歩む道をともに照らしあい、
    辛い時はあかりを分け合い、
    共に心をあたたかくしあえるような生き方ができますようにと願う、
    大切な人たちと共に生きていることを感じる素敵な作品です。

    投稿日:2015/11/24

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    1
  • かつて子どもだった方へ

    • ヒロヒサさん
    • 40代
    • パパ
    • 千葉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    なにげなく手にした絵本ですが、忘れられない名作となりました。
    子どもが成長していき、主人公のろうそくが棚の上に忘れられていく場面とその再会が、夜ベッドで絵本を子どもに読んでいることを忘れさせるほど胸をしめつけました。
    私自身も女の子を育てる親ですが、もしかすると親になることはこのしあわせなろうそくのお話のようなものかもしれない、と思いました。
    ぜひ、これから親になる方へ、今子育てしている方、そしてかつて子どもだった人に読んでいただきたい一冊です。

    投稿日:2015/11/29

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    1
  • 心温まるお話

    女の子が生まれた日、初めて火を灯されたろうそく。そのろうそくは、家族の大切な日を温かく照らし、嵐の日には家族を助け、時に一人でさびしい夜を癒してくれる心の支えとなっていきます。
    やがて女の子が結婚し、新しい家族のもとで幸せな時間を過ごしていきますが、すっかり小さくなったろうそくは出番がこないまま長い月日が過ぎたのです。
    おばあさんになった女の子が最後のあかりを灯す時、幸せの記憶が溢れだします。赤ちゃんの頃からいつもそばにあった大切なろうそく。両親に愛され大事にに育てられた温かい思い出とともに。
    読み終えた時、とても心が温かな幸せな気持ちになりました。静かな物語ですが、深い幸せを感じる素敵なお話でした。

    投稿日:2015/11/30

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    1
  • いのち

    明るくともされるということは命に繋がることだと思いました。生きるために火がいります。いきるために明かりもいります。そしてそれは暖かに人を包み込んでくれる、心を包み込んでくれるものでした。それが今はお金で買うような時代です。あかりにたいする思いも大切さもかんじることはできません。人の手によってあたためられ、まもられ、そうして深い愛に包まれているということを感じることが出来る本でした。すばらしいです!

    投稿日:2015/01/27

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    1
  • おかあさんの思い!

    全頁試し読みで読みました。お母さんの手つくりのろうそくは、おかあさんの女の子を思う気持ちが溢れていて、ろうそくは、おかあさんみたいに女の子を見守っているように思いました。女の子が生まれた日に初めて灯されたあかりが、とてもやさしくまわりを包みこむやさしさに包まれていると思いました。女の子が大きくなってお嫁さんになって家を出た時にも持参されて、最後まで使い切ったろうそくも幸せだったと思いました。おかあさんの女の子の幸せを願う気持ちが溢れていてとても素敵なお話でした。

    投稿日:2014/12/29

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    1
  • 1歳の女の子の誕生日に初めてつけたろうろくのあかり。
    それからは、不安なときや何か嫌なことがあった時の心の支えでした。
    でも時がたち、ずいぶん箱にしまわれていましたが、ある日つけてもらいその最後のあかりをともしました。

    女の子の一生と重ね合わせて、心にじーんと響く余韻を残したいいお話しでした。
    作者が、「バナナンばあば」や「ふたごのたこたこウインナー」を書いた方なのですね。
    この二つはリズミカルで楽しい感じのお話でしたが、このお話はしっとりとこころに響くお話しでした。
    絵もとても素敵です。

    投稿日:2014/12/23

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