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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

おうさまのくつ自信を持っておすすめしたい みんなの声

おうさまのくつ 文:ヘレン・ビル
絵:ルイス・スロボドキン
訳:こみや ゆう
出版社:瑞雲舎 瑞雲舎の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2015年12月01日
ISBN:9784907613082
評価スコア 4.78
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  • ルイス・ストロボキンさん(1903〜1980年)の絵の1956年の作品のようです。

    「がちょうのペチューニア」や「ごきげんなライオン」のロジャー・デュポワザンさん(1904〜1980年)と同様、1950〜60年代にアメリカで活躍された方です。

    お二方の絵は、色数が少ないのですが、あたたかく柔らかく優しい感じを受けます。

    国は違いますが、イギリスのウイリアム・ニコルさんの「かしこい(おりこうな)ビル」にも共通したものを感じます。

    このお話は、ある町の靴屋の主人が、会心の靴を作りました。
    国中で一番上等な皮を使い、細かい模様が刺繍され、金色に輝くまで磨き上げられたその靴は、すうぬぼれやになってしまいました。

    右足と左足の靴が会話し始めるのが愉快です。
    彼らは、自分たちが、お城の王様にピッタリだと決め込み、靴屋を抜け出し、お城へ向かいます。

    この後の靴の狼藉ぶりに、ビックリします。
    しまいには、王様までも怖がらせて、・・・・・・。

    古汚い靴になってしまったこの靴を、作った靴屋さんも気づかず部屋の隅のごみ山へぽいっと振り捨て、・・・・・・。

    あらあら大変と思ったら、彼らにも第二の人生が・・・・・・。
    ここで笑っていましたが、さらに幸せな結末が待っていました。

    いやぁ〜、うまいお話の筋だな〜と思わず声が出てしまいました。
    ヘレン・ビルさんの他のお話も読んでみたいと思いました。

    投稿日:2015/12/23

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    3
  • うぬぼれやのくつとは?

    靴屋さんが作ったとびきりステキなくつ  町の人が 「すばらしい! まるでおうさまがはくくつだ」
    こんなふうに言われて 靴屋さんが 出かけたすきに くつは お城に向かってとびだしたのです
    ポッカ ポッカ ポッカ その道中で雨に合い泥まみれになったくつ
    ここからお城の中にはいるのですが  とんでもないことになるのです

    どろんこのくつは お城中を歩き回り  泥だらけにして とうとう
    王様の部屋に入るのです

    ところが王様は一人でクラッカーを食べていたのですが・・・・ポッカ ポッカ・・・・・靴の音に驚いて怖くて シーツをかぶるのです
    この王様とっても恐がりね
    そこへ やって来たのが かんかんに怒った コックさん したてや ぺんきや  三人はくつの泥だらけの足跡に怒っていましたから・・・・
    うぬぼれ屋のくつは 怖くて 王様のベットの下に隠れましたが みつかり追いかけられます

    くつは必死で 靴屋さんの元に返るのです  もうよれよれのくつに変わっていました
    この後の展開が おもしろい    よれよれのくつはなんと 王様に認められたのです   履き慣れたくつが気に入った王様
    うぬぼれやのくつの運命ですかね 
    靴屋さんもなかなかステキな職人さんです

    ラストがいいですね   ちょっと 感動して 納得できるんです! 

    投稿日:2017/09/12

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    2
  • 靴がうぬぼれや

    ルイス・スロボドキンの作品は『ルイージといじわるなへいたいさん』『やさしい大おとこ』など、子供たちが大好きなので、こちらを読むのも楽しみでした。
    靴がうぬぼれやという設定にまず笑えます。
    予想とは違う展開でハラハラもしましたが、最後はハッピーエンド。
    読んであげたら小さい子も喜ぶ内容かなと思います。

    投稿日:2016/02/20

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    2
  • テンポよく、でもあたたかいおはなし☆

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子6歳

    6歳娘、11歳息子と読みました。

    表紙からは想像のつかない以外な展開の物語で、
    とっても面白い!

    おうさまのくつ とありますが、
    本当にくつが主人公なんです。

    そして、別に悪気があったわけではないけれど、
    くつが次から次へと起こす悪事に、カンカンになるお城の人たち。

    外国の物語だと思うのだけれど、日本語に訳した方の翻訳が
    とってもうまいなー!って感じ!
    すごくリズミカルだし、スピード感もあります。

    そして、またまたひょんなことからお城にもどることになったくつ。
    を見つめる作者さんのあたたかいまなざしが、
    絵と文から感じられて、とてもいい本だなあと思いました。

    寝る前にこどもと読むことができてとてもよかった一冊です☆

    投稿日:2017/09/05

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    1
  • うぬぼれやのくつ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    とてもりっぱなくつ。みんなにほめられるものだからうぬぼれやに。
    我々は王さまにふさわしいくつだとお城目指して出発です。
    くつの左右で性格がちょっと違うのもいいですね。
    はたして彼らは「おうさまのくつ」になれるのでしょうか!?
    おもしろかったです!
    ちょっと長かったかな?と思いましたが、しっかりと聞いてくれました。

    投稿日:2016/04/10

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    1
  •  町の靴屋さんが作った素晴らしい靴。あまりに素晴らしいのでみんなが褒めそやし、靴は自惚れ屋になってしまいました。そして、自分は「王さまの靴」にふさわしいと、ポッカ ポッカ ポッカ ポッカと、お城に向かいます。ところが途中でどしゃ降りの雨が降って、靴はびしょぬれの泥まみれ。そして、お城の中では、無茶苦茶なことをして追いかけられて、とうとう靴屋に逃げ帰ったのですが・・・。

     擬人化された靴はまるで、元気ないたずらっこみたい。焼きたてのアップルパイ踏んづけたり、白い毛皮のコートを泥だらけにしたりする場面ではハラハラしながら読みました。読んでもらっている子どもたちは「だめだよね〜このくつ」と思いながらも、一方で、半分は靴に感情移入してしまうのでは?ハッピーエンドになって良かった!子どもの心をひきつけるお話だと思います。

     コミカルなお話と、ルイス・スロボドキンの軽やかで動きがある絵がとてもマッチしています。

     くたびれた靴は、皮が柔らかくなって確かに履き心地は良いですが、でもせっかくだから、王さま、靴屋さんに直してもらったらいいのにナ・・・と思った私です。どこまできれいにできるのか、靴屋さんの腕前を見てみたかった!

    投稿日:2016/04/18

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    1
  • なんとも気位が高くてわがままで身のほど知らずの革靴です。
    おだてられて誉めそやされて、自分勝手に王さまの住むお城に出かけてしまいます。
    雨に汚れて城じゅうを汚してしまって、店に戻っても汚い靴は相手にされません。
    訪ねてきた王さまに買い上げられたのは、運命のいたずら?
    でも靴の本分は履きやすくて、気持ちの良いことが一番ですね。
    ところで、靴はこれに満足できたのでしょうか。

    投稿日:2016/02/11

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    1
  • 時代を超えてたくさんの子どもたちに。

    ルイス・スロボドキンの絵本が読みたくて探してきました。
    文章はヘレン・ビルです。
    ルイス・スロボドキンの絵は、線がはっきりしているのに、色合いがとても柔らかくて見ているだけでふんわりと優しい気持ちになります。

    この絵本ではカラーページと白黒のページ交互に使われていました。一番印象的だったのは王様の寝室です。
    寝室の大きなベッドの下にこっそり隠れているうぬぼれ屋のきんいろの靴が頼りなさげでドキドキしましたし、
    その後、みんなに見つかって逃げ出すときの必至な感じも面白かったです。

    ストーリーは昔話っぽくて展開がわかりやすく面白かったです。
    時代を超えてたくさんの子どもたちが楽しめる内容だと思いました。5,6歳くらいから小学校中学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか。

    投稿日:2020/09/01

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