長男が小学校から毎日借りてくる図書館の本。
一時期ずっと、このいわむらかずおさんの14ひきシリーズが続きました。
この本を読む時は、“おとうさん、おかあさん〜”から始まる冒頭の文章を、兄弟交互に言うのが我が家ではすっかりお決まりの本読み開始の合図となりました。
シリーズ中、私のお気に入りの1冊がこの「14ひきのかぼちゃ」です。
おじいさんがかぼちゃの種をみなに《いのちの粒だよ》と話すところから始まります。季節の移り変わりとともにかぼちゃが成長していく様子、それを育てる家族の奮闘ぶり。大事に大事に育てたからこその収穫の喜びがあって…、そしてまた次の新しい命に繋がってゆく。
かぼちゃの成長とリンクして、3世代で生活している家族からも繋がってゆく命を垣間見た気がしました。
この本は手元に置いて、何度も読みたいなと思う本です。