茶色といったら落ち着いた大人な色のイメージです.けれど,表紙のよく日焼けした子どもの絵を見てると,元気いっぱいパワーのあふれる色でもあるんだなということに気づきました.
この本を読んでて,息子の12色の色鉛筆セットの中で茶色の色鉛筆が一番短くなってることを思い出しました.茶色って目立つ色ではないけれど,土だったり木だったり,人々の生活の基盤となってる部分に多い色ですよね.今まであまり意識していませんでしたが,茶色って私達にとってなくてはならない色だったんですね.息子の茶色い色鉛筆が短い理由も分かるような気がします.
このいろの絵本シリーズのラインナップを見たときに,青はないのになんで茶色があるんだろう?と思ったんですが,茶色があるのにも納得です.