どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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仲良しのクジラから、「もっと、世間を知らなくちゃあ!」と言われ たので、一晩だけの約束で、「世間探しの旅」に出かけました。 クジラは、自分の子供を亡くしているので、本当は自分の子供の ように思っているコバンザメを一人にするのは、心配できになる から”一晩だけ”だと言ったけど、気になっているのが、親子みた いだなあと思いました。「たくさん友達が出来ても、僕はクジラちゃ んが一番すきだからね」のコバンザメの言葉がいいなあと心に 残りました。
投稿日:2019/12/19
このお話に出てくるクジラとコバンザメは親子のような関係で見ていてとっても心が温まりました。コバンザメの事を思って広い世界を見て来いと言ったクジラの姿はお父さんみたいでした。いろいろな魚に出会って新しい発見を楽しんでいるコバンザメもとってもかわいかったです。
投稿日:2013/10/04
灰谷さんが好きで、図書館でふと見ると背表紙に名前があったので借りてきました。寝る前に読み聞かせしようと思ったのですが…ちょっと文字が多いのでちゅうちょもしたのですが(笑)その分ストーリーがしっかりしていて、息子も楽しんでいました。 キョロキョロするためにゆっくり泳がなくてはならない、というのとキョロキョロするときは油断しちゃいけないというのが、実生活にも役立つので秀逸でした。ワタシも大好きな箇所です。 最初がちょっと唐突で、しかも鯨にコバンザメがくっついてるのを子供が知らないので説明しなければいけないのと、タツノオトシゴがなぜトビウオとマグロにからかわれるのかがよくわかってなかったので説明しなければいけなかったのが、ちょっと6歳には早いかなとは思いましたが。 もう少し大きくなれば灰谷さんの文章を一人で味わえるときがくると思います。そんな時が早く来るといいな♪
投稿日:2013/01/16
私が灰谷さんのファンでこの絵本を知って購入しました。 5歳の子供たちには少し難しかったようですが魚のことを知る にはいいのではないかと思いました。 クジラに言われて「せけん」を知るためにクジラのそばをはなれた コバンザメ。 そこで出あった色々な魚たちとの会話がとても奥深いです。 さすが灰谷さんだなぁと思いました。 村上さんの絵もとてもいいです。 大切にしたい絵本の1冊です。
投稿日:2011/12/28
素晴らしい!! 「もっと、せけんをしらなくっちゃ」 「はやくおよげりゃ いいってもんじゃないだろう」 「いちにんまえは、さびしいね」 「せけんというのは、ともだちのことさ」 素敵な言葉です こういうことは、若い頃?はなかなか気付かないことかもしれません さすが、灰谷さんです いろいろな個性をうまく登場させ 絵本の中で、活躍させています いろいろなことを知るということ 自立と共生と いろいろ海の中の生物の営みと共に 学べます 大好きな村上さんの絵も 2ページにわたってのクジラの絵 流石です!迫力を想像させます 夏・・・とってもいい絵本を見つけました!
投稿日:2011/07/03
いつもクジラと一緒のコバンザメが、たまには自分から離れて「世間をしりなさい」と言われます。 コバンザメは、言われた通り世間の勉強に出かけます。でも、「友だちがいっぱいできても、やっぱりクジラちゃんがすきだからね。」って言い残し。 クジラとコバンザメは親子のようです。 親離れ、子離れ。でも親を大切にするコバンザメ。 灰谷さんならではの子育て論だと受け取りました。コバンザメは知識とともに考えることも学んでいきます。人を思いやることも覚えていきます。本人は気付かないのだけれど、読んでいる人にはわかるのです。 我が家のコバンザメにはどのように伝わるのかな? ただ、私はクジラにはなれないような気もして…。
投稿日:2010/03/16
灰谷健次郎さんの、お話し絵本。 しっかりとしたストーリーで、縦書きです。 クジラちゃんが仲良しのコバンザメに、 「世間」を知る旅に出るように勧めます。 クジラちゃんのことが大好きなコバンザメ。 ずーっとクジラちゃんのそばにいられれば、他に何もいらないのだけれど・・ クジラちゃんが大事だと言う「世間」をしっかりと体験するために旅に出ます。 たった一晩だったけれど、初めてクジラちゃんと離れて眠りました。 そして、クジラちゃんの大きさを改めて理解したのです。 「可愛い子には旅をさせろ」 見ること、知ること、実体験すること。 これに勝る教育はありません。 大きな愛情にあふれた絵本です。 絵は、魚といったらこの人! 村上康成さんです。 さすがです。見事です。 村上さんの描く、タコが大好きです。 今回は、立派なおばさんのタコでした〜♪見応えあり!です。
投稿日:2009/07/29
灰谷 健次郎さんの文と村上 康成さんの絵。 ベストマッチの絵本です。 小学校1年の次男が、コバンザメって何って聞いてきたので借りたのが、この絵本です。 物語は、クジラがコバンザメに、もっと世間を知らなくちゃと発言したので、コバンザメが世間を探しに出かけるところから始まります。 世間というのは、おれ以外の友達のことというクジラの定義が素敵ですよね。 コバンザメはいろんな世間と出会い、ほんの短い時間ですが大きな成長を遂げるのです。 登場するさかなが、ユニークなのでとても楽しめるし、かなり生物の勉強にもなると思います。 子供は、いろんな友達と仲良くしないといけないと思ったようで、真剣に聞いていました。 灰谷さんの文章は、やはり読み易いので、読み聞かせに丁度良い絵本だとお思います。 対象は、小学校1・2年くらいまでとのことですが、自分で読むならもう少し上の学年でも良いでしょう。
投稿日:2007/09/28
いつもくじらにくっついている、コバンザメはくじらから、 「もっと、世間をしらなくちゃ」と言われて、世間をさがしに行きます。 海の中のいろいろな生物に出会って、その生態が描かれているので、 魚が好きな子にはおすすめです。 子どもを愛する心の深い灰谷さんらしい本です。 高知に講演にこられた時、 「もしも、子どもがいなくなったらと、想像してください。 子どもが生きているだけで幸せだとわかります」 とおっしゃっていました。 灰谷さんが急逝され、かなしいです。 もっともっと作品を読みたかったです。
投稿日:2006/11/28
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