「くらいくらい」「めんめん ばあ」はよんでいたのに、
この「おでかけばいばい」は今まで読んでませんでした。
はせがわせつこさん×やぎゅうげんいちろうの赤ちゃん向け絵本シリーズの1冊です。
やぎゅうさんはこの絵本に登場するそれぞれの動物たちを描くのに、すごくユニークなデフォルメを施してくれています。
最初に登場するのは鳥の親子っぽいですが、怪獣(?)一家みたいでした。ねこはまあまともに見えますが、片手に持っている死んだ魚の感じが何とも強烈でした。
かえるは口がすごいです。
さるは猿にとてもよく似た人間に見えました。
調べてみたら、赤ちゃん(数か月)が認識できる色は、心理原色といって、まず「赤」が判断できるようにになるらしいです。
その次が「黄色」「緑」「青」になるんですって。
やぎゅうさんはその辺のところをよく考えていらっしゃるようで、この絵本では「赤・黄いろみどり」でほとんど描かれていました。
小さいお子さんたち向けのおはなし会で、読んでみたいです。