ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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10件見つかりました
21時間頑張って生きてくれた長女のことを想いながら読んだ本で、いちばんしっくりきました。 今まで、理由とか考えちゃうけど、全部想像でしかないことが苦しかったですが、この本は違いました。 無理なこじつけを押し付けることなく、「そんなめに」とか「たっているのもやっとかもしれない」とか心の奥底にすーっと寄り添ってくれます。 読みながらぽろぽろと涙が止まりませんでした。 だいすきなヨシタケシンスケさんがさらにだいすきになりました。 一人で苦しくなったときや、パパや次女とも、おねえちゃんのことを想いながらこの本を何度も何度も読みたいと思います。 もしも何かをなくした方に、とってもとっても読んでほしい。きっときっと、ちょっと楽になれるはず。
投稿日:2020/02/06
もしもあのときこうしていれば… 誰しも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。 もしもの時のことを考えていても仕方ない。 今いる世界を大切にしよう、みたいなお話かなと思って読んだのですが、 もしもの世界も今いる世界もどちらも大切みたいなことがかかれていました。 私はたまにもしもの世界へ行きます。 でも行きたくなるのはきっと、もしも○○だったら、きっと○○だったに違いない、と思っているから。きっと○○は極めて都合のよい未来で、とても不確かなもの。 だから、もしもの世界へたまに行くと楽しいのです。 そして、今いる世界へ帰りたくなるのだと思います。
投稿日:2021/01/25
生きていれば「もしもあれがうまくいっていたら」「もしもあちらをえらんでいたら」「もしもあのひとがそばにいたら」…そんなふうに思ってしまう日は誰しもあるものですよね。 ヨシタケシンスケさんの絵本なので子ども向けと思って手に取りましたが、この絵本は、挫折や悲しい別れ、つらい後悔を抱えている、またはその思いを胸に抱え続けて生きている、大人向けの絵本なのだと思います。 もしものせかいがおおきくなるかわりに、いつものせかいはすごくちいさくなってしまう。でもそのうちまたふくらんでくる。それはとても納得できる表現でした。今を精一杯生きよう!と背中を押すのではなくて、その「もしも」を認めながら生きていていいんだよ、と優しく肯定してくれます。 この先、娘たちが大きな壁にぶつかってしまう時が来たら、そっとこの絵本を渡したいと思いました。
投稿日:2020/10/08
絵本ですが、ヨシタケシンスケさんの絵本は、大人が読んでも深い味わいと優しさを感じられます。 「たられば」をついつい思ってしまいますが、そんな気持ちも受け入れながら生きていけばいいんですよね。 優しくて温かい絵本です。
投稿日:2023/02/09
心にぐさっときました。 ヨシタケシンスケさんの本は、 たくさんたくさん読んできて、 いつもしびれる本が多いのですが、 (いろんな意味で!!) この本は今まで以上にぐっと心に響いてきました。 前を向いて一生懸命生きていこうと思える、とてもすごい本だと思いました。 なんか言葉が見つからないのですが、 ヨシタケさん、ほんとにすごい方です!!
投稿日:2022/06/15
こども向けの絵本なのにヨシタケシンスケさんの絵本は大人の心にとても響くものが多いです。そのなかでもこちらの絵本は挫折したとき、あのときこうしていたなら、などふりかえりがちな大人にとても響くのではないでしょうか。想像するのはいつでも好きなだけできます。いろいろのもしもを考えて心を落ち着かせるきっかけにもなりました。夫にも読んでもらおうとおもいました。
投稿日:2021/07/18
もしものせかい? なんでしょう? そして いつものせかい 私たちが生きているのは いつものせかい 夢に見たもしもの世界があったら 私も 行ってみたい! 未来の世界? 手で触ることはできないけれども・・・・ 心の中に もしもの世界があるんだって? ホント? よしたけさんの 心の中に もしものせかいを 見つけていってみたかったのかな〜? ちょっと 抽象的なお話です 子どもには・・・・・? 伝えるの難しい?
投稿日:2020/09/26
「もしもこうしていたら・・・」。そういう思いでくやんだりすることは、だれしもあると思います。が、この本ではそのもしものせかいが大きくなればなるほど、今の世界もひろがっていくことが優しくかかれています。その発想に、救われるような気持ちになりました。子どもより、「もしも・・・」が多くなってしまった大人たちに響く絵本だな、と思いました。
投稿日:2020/08/06
「もしも、こうしていたら」「もしも、こうなっていたら」… マイナスに受け取りがちな、この、誰の中にもあるであろう思考を、この絵本は、優しく肯定しています。 もしものせかい、があるからこそ、いつものせかい、も膨らむのだと。 もしものせかいは、わたしにだけエネルギーを与え続けてくれるのだと。 読んでいて、気づかないうちに涙がこぼれました。 出版されたのは、世の中がこんなふうに大変になってしまう前ですが、この絵本にいま出会えて、心から良かったと思っています。 ありがとうございます。
投稿日:2020/07/22
ヨシタケシンスケさんらしいものすごい哲学の絵本でした。 これ、絵本だから読み手がたくさんいますが、一般紙だったら手に取る人は少ないかもしれないなぁと、思いながら読みました。 絵本は小さなサイズで、一見小さい子向けの絵本かな?と、思いますが小さな子ども向けではありません。 むしろ高学年以上、大人の人たち向けではないでしょうか。 作品は、初めから終わりまで言葉が優しく、常に前向きで書かれているので、読み終わった後「よしっ!」と、身体に力が入ってくる感じがします。 なにかにくじけそうになった時、開きたくなる一冊です。
投稿日:2020/06/24
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