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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
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5件見つかりました
草食恐竜のペペの暮らしを描いたシリーズです。 題名通り‘川をわたる’シーンだけで1冊終わるのですが、そこにはドラマがあります。足を滑らせた恐竜はワニに食べられたり、他の恐竜が犠牲になっている間に川を渡ったり・・・。自然界の厳しさを感じました。絵もリアルなので、迫力があります。 このシリーズはペペが生まれたところから始まっており、毎回ペペの成長を感じられます。続けて読むのがおすすめです。
投稿日:2017/07/01
4歳4ヶ月の息子に読んでやりました。恐竜たちの大移動の中で一番危険なシーン、川渡りです。このシリーズの中でも一番のクライマックスなのではないでしょうか。しかし、この川渡りは死と隣り合わせ。川を渡ること自体がワニに食べられてしまうことでもあり、それをいかに回避できるか・・・誰かが犠牲になっている間に渡りきるという死の上に自分の命がなりたっているという現実です。この重い現実と向き合わされるという意味では、まだ4歳の子供には早すぎるのでは?とも思いますが、それほど暗く重たいイメージはなく、淡々と語られる現実として伝えてくれています。そして、そのシーンもそれほど殺伐としたものではありません。自分たちも毎日の食しているものが、やはり植物や動物の死によるものという認識を忘れがちですが、ぜひこの機会にそういうことにも触れていきたいと思いますね。
投稿日:2011/12/21
イグアノドンのペペの冒険物語の1冊です。 シリーズの中で、私はこれが一番好きですね。 恐竜時代の生きることの難しさ、 自然の厳しさ、弱肉強食の世界がしっかり描かれていて、 迫力いっぱいの展開です。 手に汗を感じる。ドキドキ感いっぱいで読ませてもらいました。 このペペのシリーズは、ストーリーも重厚なのがいいですね! シリーズで読むのをおすすめします♪
投稿日:2008/08/25
恐竜好きな息子が見つけたシリーズ絵本です。 これは「きょうりゅうぺぺのぼうけん」シリーズの4作目になります。 版画チックな絵がすごく独特で、お気に入りのシリーズです。 前回、新しい生活の場を求めて群れで移動していたイグアノドンたちでしたが、 今回はその続き、目の前を流れる大きな川を渡るのが主なお話です。 川にはワニが待ち構えているので、とてもハラハラする場面の連続です。 仲間がワニの犠牲になっている間に、川を走り抜けるイグアノドンたち。 たくさんの仲間の犠牲のおかげで、自分たちは生き延びているんだという事実。 ペペたちの厳しい境遇を絵本を通じて知り、息子もすごく興味深かったようです。 恐竜図鑑では感じられないことを、絵本を通じて教えてもらっている感じですね。 ストーリーのある絵本のほうが、恐竜の生活ぶりが子供にもよく伝わりやすいようです。 無事に川を渡ることが出来たペペたちですが、新しい森にはまた あらたに肉食恐竜たちもいるわけで・・・ 第5作目も楽しみです。
投稿日:2008/05/27
きょうりゅうぺぺのシリーズ4作目です。 草食のイグアノドンは(ぺぺたち)季節ごとに葉っぱを求めて移動するんだそうです。 この絵本のお陰でイグアノドンに関してはけっこう詳しくなってきました。 知識を得ることの楽しさにも出会える絵本です。 今回のお話には命の重さが描かれています。 平和な今、こんなお話に触れることも大事だなと感じました。
投稿日:2007/05/27
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