まずは絵に興味をかきたてられ、読むとまたまたおもしろくて。こんな感じの本で楽しく読みました。
子供たちって恐いもの見たさで少し不気味なもの好きですよね。
絵はそんな感じです。
今回、わんぱく小学校のみんなは動物園へ。
一年生なので騒がしいはずですが、それよりもどうぶつたちの方がまさっていてこどもたちの方がタジタジです。
そんな騒がしく楽しいどうぶつえんへのえんそくが終わり、帰る途中、まさおのリュックに何かが…。
動物園からついてきちゃったようで、かえさないといけないのに、分かってはいるけど、かわいいという気持ちが勝ってしまい、内緒で学校で飼うことに…。
それからというもの子供たちはたいへんかわいがるのですがその育て方が…。
かわいがりすぎたのです。えさをやりすぎて、いつのまにか、まるでみたことのないような怪物に…。
毎日、えさをあげて、見ているまさおくんにはこの変化が分からなかったみたいです。
この本には動物を育てるには食べ物、世話や掃除、そして遊ばせることも大事だと書いてありました。
私もいつもいっしょにいるので分からないかもしれません。
わが子にも過保護になりがちになっていないか振り返っていました。
まもってばかりだと弱い人間に、もっと自分のことは自分でさせるようにしたいと思います。 そうでないと子供の方も親に頼ってばかりになってしまい、いざという時に自分で決断できない人間になってしまいそうです。
絵本には深いメッセージが込められていますね。