「ふしぎ駄菓子屋銭天堂(18)」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

この巻では紅子さんが時代を超えて生き、銭天堂というお店が形になるまでが描かれています。
戦国時代や江戸時代など、時代に合わせたお菓子、おもちゃが登場し、これはこれで面白いです。
それでも紅子さんが子供だった頃、何故不思議なお菓子を作るようになったかまでは描かれていないので、依然紅子さんという存在自体は謎のまま･･･

今回は過去の紅子さんのお話で、これまたおもしろかったです。戦国時代からはじまり、時代を反映したお菓子も興味深いです。そして、時代がかわっても、人の欲は、かわらないなあと…。銭天堂の名前の由来も、なるほど。大人が読んでも面白いこのシリーズ。次巻が楽しみです。

紅子さんがお店を構える前、まだ売り歩いていた頃のお話詰め合わせ。
番外編っぽい感じで、本編の緊迫感がなく、のほほんとした一冊。
時代に合わせたお菓子の数々とそれに伴うお話たち。どれも面白かったですが、現代人なので、初めて欲しいと思うお菓子が一つもありませんでした（笑）