エッツの作品だということで、特に下調べもなく読んでみたのですが、メキシコのクリスマスの風景にはまりこんだような気持ちになり、すばらしい絵本にめぐり会えたという気持ちになりました。
異国のクリスマスを感じ取れるお薦めの絵本です。
そして、主人公の女の子のセシの気持ちが本当によく描かれているのです。アヒルの気持ちになりたいとお風呂に水を入れて入ってみるところなど、なんだか娘もやりそうなことです。ちなみにその部分を読んでいるとき、娘は小さな声で「ガアガア」と口を尖らせながら言っていました。
ガビナという名をつけたお人形を大切に友達のように大事にしているのも素敵で、我が家にも友達のように接する温かいお人形を作って仲間入りさせてあげたくなりました。