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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ちいさなろば自信を持っておすすめしたい みんなの声

ちいさなろば 作:ルース・エインズワース
絵:酒井 信義
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2002年11月
ISBN:9784834018936
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,086
みんなの声 総数 45
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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  • ろばの 望んだもの

    • よにんこママさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳、女の子4歳、女の子1歳

    クリスマスシーズン、いろいろなクリスマスの絵本を読む中で
    友人に紹介されて、この本を読みました。

    ひとりぼっちのろばが、
    人間の女の子にサンタさんのことを聞き
    自分のところにもサンタさんが来てくれるだろうかと思っていると
    クリスマスに、サンタさんがやってくる。

    傷ついたトナカイの代わりに一晩働いて
    疲れ切ったろばが
    サンタさんに望んだプレゼントは
    一緒にいてくれる、友達のろば。

    ああ そうだな。
    自分にとっても、
    育児に疲れ切った時
    子どもたちとうまくいかなかったとき
    夫と気持ちがすれ違いつらいとき・・・
    支えてくれるのは、大切な友達の存在。

    この絵本を教えてくれたのも、
    そんな大切な友達のひとりです。

    毎日の生活の中で
    イライラや、不満や、誰かを羨む心
    そんな気持ちになることもたくさんあるけれど
    夫と、かわいい子どもたちと、よき友達に恵まれて
    それで、十分、しあわせなことだな
    改めて、そんな当たり前のことをおもいました。

    まだ、子どもたちとは読んでいませんが
    こころの落ち着いた時間に
    読んで聞かせたいと思います。

    投稿日:2010/12/10

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  • クリスマスの奇跡

    クリスマス絵本の中で、「くろうまブランキー」のお話が特に好きな娘のために、ずっと読みたいと思っていた1冊でした。娘は、動物好きなことに加え、エインズワースの作品も、「こすずめのぼうけん」や「しおちゃんとこしょうちゃん」など、お気に入りのものが多いので、このお話なら文句なしに娘の好みにぴったりだろうな、と想像はしていましたが、娘に読む前に、私のほうが感動して、涙がじわじわと潤んできてしまいました。ちいさなろばの目が、本当に澄んでいて、やさしく、お話も夢があって、温かく、ページをめくるごとに、自分自身の心もクリスマスの奇跡に包まれていくようです。

    娘は、ちいさなろばが、囲いの中をひとりぼっちで走っている絵を見て、「ろばさんに、食べさせてあげる人はいないの? 死んじゃうよ。」と心配そうにしていましたが、クリスマスの奇跡の物語が始まると、ろばと同じように、純真な瞳を輝かせ、「わぁ!」と小さな驚きの声を何度も発していました。足を痛めたトナカイが、ろばのほうを向いている絵を見たときには、「ろばさん、ほんとに大丈夫かなあ?、お空を飛べるのかなあ?って言ってるんじゃない?」と、笑っていましたが、いよいよろばがそりにつながれ、夜空へと飛んでいくと、もう完全にろばと一体となって、空を駆け抜けているかのようでした。そして迎えるラストシーン・・・ちいさなろば以上にうれしそうな笑顔を見せてくれた娘でした。

    サンタさんが子どもたちの靴下に入れてくれるプレゼントの中身も素敵ですね。「絵本・大草原の小さな家」シリーズの「おおきなもりのクリスマス」という本の中にも、クリスマスの朝の風景が描かれていますが、質素で、慎ましやかな、古きよき時代が偲ばれ、心が温まります。本当のよさというのは、小さな子どもにも、まっすぐに伝わるものなのだなあ、と思いました。

    投稿日:2008/08/29

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    2
  • 幸福

    クリスマス絵本として紹介されていたので、読んでみました。
    しみじみといいお話で、最後は幸福な気持ちになりました。
    水彩画の絵もとっても素敵です。特に、ろばが愛らしい!
    子ども、大人にかかわらず、クリスマスプレゼントとして贈りたい絵本だなあと思いました。

    投稿日:2016/11/30

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    1
  • クリスマスの何か神聖な雰囲気にピッタリの絵本です。
    ひとりぼっちのロバが、足を痛めたトナカイに代わって、橇をひく隊列の中に加わりました。
    今まで知らなかった逸話なので、クリスマスストーリーの幅広さに驚きます。
    ロバの献身に対するごほうびも素晴らしかったです。

    投稿日:2015/12/07

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    1
  • ただひたすら、ゆっくりと読みたい

    キラキラと華やかで賑やかなものが多いクリスマス絵本の中で、
    この本は、静かにお話が進みます。

    クリスマスを知らなかったろばが、
    サンタと出会って、お手伝いをして、
    素敵なクリスマスプレゼントを手に入れるというもの。
    最後に、ろばにクリスマスの存在を教えたふたりの女の子のやさしさも感じることができて温かい気持ちになります。

    ただひたすら、ゆっくり読みたい絵本です。

    投稿日:2011/12/04

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    1
  • 納得の贈り物

    クリスマスの素敵なお話です。主人公はろば、何とトナカイの代わりにサンタさんのお手伝いをします。そして望んだプレゼントというのが、納得の贈り物。優しい気持ちになれるお話です。娘もとても気に入っていました。

    投稿日:2011/10/08

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    1
  • 静かなクリスマス

    私自身が子供の頃読み、心に残ってよく覚えている絵本です。それを自分が子供に読んでやる日がくるとは、本当に幸せなことです。

    クリスマスの話で、サンタ・クロースやトナカイがでてくるのですが、それらがまったく押し付けがましくなく、本当に静かに話が進みます。トナカイの鈴の音以外は、誰も物音一つ立てていないかのようです。

    個人的には、翌朝現れた白いロバの名前が「ゆきのじょおう」なのはちょっと興ざめなのですが(何だか競馬の馬の名前みたいで)・・・。

    息子は、今はケガをしたトナカイの心配ばかりしていますが、もう少し経てば、友達が欲しいというロバの願いの意味が分かるかな、と楽しみです。

    投稿日:2011/03/28

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    1
  • 2歳のクリスマスに、トーマスのレゴブロックを貰った娘。彼女の心には「クリスマスさん」(=サンタクロースのこと)が実在しています。
    その彼女に、この絵本を読む機会がありました。
    クリスマスの季節とはかけ離れてしまいましたが。
    静かに静かに展開する聖夜の物語が、美しい絵にのせてじんわりじんわりと 心にしみてくるようです。
    サンタクロースがどんなふうにやってきて、彼女にレゴブロックをくれたのか・・・彼女は思い浮かべながら 静かに聞き入っていた様子でした。
    最初のページに描かれているろばはなんだか淋しそう。
    でも、目の前に現れたサンタクロースを手伝うというすばらしい仕事を与えられ、ちいさなろばの目は輝きます。
    サンタクロースから素晴らしいプレゼントをもらったろば。そしてろばのところにやってくる可愛い姉妹も とてもやさしい心を持った子どもですね。
    その純粋な心が、石井桃子さんの美しい訳と、酒井信義さんの素晴らしい絵から、静かに、でも力強く伝わってきます。

    投稿日:2010/05/17

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    1
  • すてきな未来

    なんともいえないえんじ色が印象的で
    いつか読んでみたいと思っていた一冊です。
    入手してから忙しく、読むのが後回しになっていて
    最近やっと読んでみたら、クリスマスの夜が舞台になっていました。
    こんなことならもう少し早く読めばよかった(>.<)
    少し後悔・・・。

    プレゼント配りのお手伝いをするトナカイの急なアクシデントに
    ロバが一肌脱ぐという内容は、とても夢があります。
    そんなロバに、サンタはお友達のロバをプレゼントしてくれます。
    なんとなくラブラブな雰囲気に
    読後すぐ「きっとふたりは結婚するのね」と
    最近、結婚を夢見ている娘は目ざとく反応していました。

    すてきなすてきな一冊です。

    投稿日:2010/01/23

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  • なきそうでした

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    赤い表紙にろばの線画。とてもシンプルな表紙の本のなかには、心あたたまるお話がぎゅっと詰まっています。
    クリスマスイブの日に読みました。
    読むと、クリスマスは人間だけにではなく、この本のろばをはじめとする生きものすべてにあるんだと思えます。みんなに平等にクリスマスがおとずれ、幸せな気持ちになるっていうことを、この本は示してくれているのです。
    読むと、だれでも心が優しくなると思います。こうしてクリスマスを迎えて、こんなすてきな絵本が読めてよかったねと、心から思いました。
    たくさんの人に読んでもらいたい一冊です。

    投稿日:2009/12/24

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