怪我した白鳥の傷の手当をしてすっかり仲良しになったおさむです。
今年もその白鳥がやってくるのを今か今かと楽しみに待っています。
みんなにからかわれながらも、ぼたん雪が降る中、白鳥はやってきます。白鳥と抱き合う場面は感動します。子供たちがまるで自分のことのように喜ぶ姿にも感動しました。白鳥にたろうと名づけて、
「たろう たろう」と呼んでいたのですが、たろうの後にくっつくようにたっている2羽の子供は、たろうそっくりで、読んでいても嬉しくなりました。子供たちの笑顔も勿論どびっきりの笑顔が素敵でした。
おかあさん鳥になったたろうには、「はなこ」と改名しました。とても温かいお話で、読んでいると嬉しくなって自然に笑顔になれます。たろうもおさむに会いたかったと思うと、子育てに忙しい中、楽しみに待っていたと思うと恩は決して忘れないんだと思いました。孫にもう少し大きくなって理解できるようになったら何度も読んであげたい絵本です。