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とかいのネズミと いなかのネズミ自信を持っておすすめしたい みんなの声

とかいのネズミと いなかのネズミ 作:ケイト・サマーズ
絵:マギー・ニーン
訳:まつかわ まゆみ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1998年
ISBN:9784566006287
評価スコア 4.46
評価ランキング 11,026
みんなの声 総数 12
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  • 何度も読み返したくなる絵本

    美しいイラスト、読みやすい文章、お話の内容もとても素敵です。
    読み終わった後ホっと心が温かくなり、満足感が得られる絵本でした。

    いなかのネズミ『ティリー』と、とかいのネズミ『ミリー』。
    とても仲良しなのでずっと一緒に居たいけど、やっぱりそれぞれ自分のお家が恋しいんですね。

    シンプルなようでとても奥が深いお話。
    私もどんなに素敵な場所に旅行に行っても、やっぱり自分の家がホッとします。
    都会の良さ、田舎の良さも人それぞれですよね。

    普段絵本は図書館で借りることが多いのですが、これは買いたい!と思える本でした。
    何度も読み返したい、
    イラストもじっくり見たくなる絵本です。

    投稿日:2011/09/21

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  • 絵が素晴らしい

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    古くからある有名なお話こそ、絵の質が高いものを選びたいなーと常々思ってます。
    この本は、そんな私を釘付けにしました。
    何と丁寧に描きこまれたかわいい絵なのでしょう!
    ピーターラビットを思わせるような繊細なタッチに感動しました。
    次男も「ネズミさんがかわいいー」と気に入ってます。

    自分のくつろげる場所が必ず相手とは同じでないし、
    相手に見合ったおもてなしって難しいなーと、改めて読んで感じました。
    子供の頃はこんな感想を持たなかったような気がしますが、、
    子供と再読するに当たって、素敵な絵本に出会えてよかったです。

    投稿日:2009/11/28

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  • 挿絵がとても素敵です。

    自分が小さいときに読んだことがあるお話だったことと、素敵な絵に惹かれて借りてきました。
    昔私が読んだものは、お話も挿絵も簡単なものだったので、今回の絵本は全く違った印象でした。
    何といっても挿絵がとても素晴らしいです。
    写実的で本当に丁寧に描き込まれていて、じっと見入ってしまいます。

    いなかでのんびりと質素に平和に暮らすティリーと、町の素敵な家で命がけで豪華なごちそうをいただくミリー。
    どちらの生活もそれぞれ魅力的なところがあって、どちらが良いというよりも、人それぞれ自分に合った暮らしぶりが一番だなという印象を受けました。
    やっぱり、自分の居心地の良い場所が一番ということでしょうか。

    娘はまだ3歳で、お話の趣旨は理解していないと思いますが、絵を眺めて楽しんでいました。特にミリーの豪華な家には興奮していました。こういう家に憧れるのかな?

    投稿日:2009/02/12

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  • 絵がきれい!

    • 蒼葉さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 群馬県

    本棚から取り出したとたん、「素敵な絵だなぁ」と思いました。

    細かいところがよく描かれていていいな、と思いました。特によかったのは都会のねずみ・ミリーの住んでいる家でした。人形の家に住んでいるみたいで、「うちもこんな家だったら・・・。」なんて思っちゃいました。

    内容もよかったです。私は田舎者なので都会はいいな、といつも思っていました。でもこの本を読んで「そうか・・・。都会はいいものばかりじゃないのか・・・。もしかしたら田舎のほうが幸せかも・・・?」と感じました。

    投稿日:2007/08/16

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  • 究極の選択

    贅沢なものや刺激的なものは何もないけれど、毎日、一生懸命働いてたくさんの食べ物を集めて、平和にシンプルに暮らす、田舎のねずみティリー。たくさんの素敵な家具に囲まれて、人間の作ったおいしいご馳走を食べられるけれど、猫に追われて危険な毎日を送っている都会のねずみミリー。二匹は、お互いのうちを訪問します。
    一見、お互いの暮らしが素敵に見えてしまいますが・・・。

    ミリーとティリー、どちらの暮らしが本当に幸せなのか?きっと読む人がどんな生き方をしてきたか、どんな人生を送りたいかで答えが変わってくると思います。

    私は、普通の暮らしが一番幸せかも・・と改めて思いました。
    息子は、ミリーのドールハウスのおうちが気に入ったようで、「黄色いお部屋を僕のお部屋にして、ママは・・・」といろいろ思いをめぐらしているようでしたが、30年後ぐらいにもう一度この作品を読んだら、どう思うのかしら?

    投稿日:2006/09/01

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  • 慣れた生活が1番?!

    • 梨華さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

    田舎で一生懸命に働き質素ながらも何不自由なく暮らすティリーと都会でお洒落で贅沢な暮しとはいえ、危険と隣り合わせのミリーは、お互いのお家へ遊びに行く事になりました。
    お洒落な生活は憧れてしまうけれど、ワタクシでしたらやはり、田舎のティリーの生活を選ぶと思います(^_^;)自分の身の回りの事だけでもしっかり維持し、安心して平和に暮らせる方が幸せに感じられます。時々は、都会も良いな〜なんて憧れてしまう事もあるでしょうが、ミリーのように身を削ってまでは・・・・・・(>_<)
    ミリーにとっは、当たり前の慣れた生活でしょうが、恐ろし過ぎます(>_<)
    ですが、育った環境なのでしょうね(o^_^o)誰だって、慣れた生活が良いに決まっておりますよね♪
    どちらかが良い、悪いとは言い切れないお話でございました(o^_^o)
    イラストがとても可愛らしく心温まる作品でございました♪

    投稿日:2006/07/31

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  • 職人芸ともいえるイラストに拍手喝采!

    • ムースさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子8歳、女の子3歳

     田舎のネズミ(ティリー)が都会のネズミ(ミリー)をたずねるお話。克明に美しく描き込まれた挿絵には、まったくため息が出ます。部分的に食べ物がメニューのように紹介されるページ(キャベツスープ、クリの塩漬け、木の実入りパイ、プラムのおだんご、たねいりケーキ…)や、牧場で蜂や羊が強調され大きく描かれているところなど、単なるイラストで終わってしまわずに、平面の中に巧みに空間が生み出されています。息子はこの羊の大きな顔が大好き。ドールハウスの描写も華麗。イギリスの女の子は、こんな豪華なおもちゃで遊んでいた(いる)のでしょうね…。文章もイラストにぴったりの上品な表現が多用されています。
     ねずみさんたちの生き生きとした生活ぶりに、何か教えてもらうものがありました。

    投稿日:2002/12/04

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