「ねむれないよるのこと」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ありがちと言えばありがちな設定ですが、絵がおもしろいと思いました。
ずいぶんと細かく描かれていて、見開きの隅々まで見てしまいました。

なかなか眠れなかった主人公の男の子は、夢の世界で楽しい経験をたくさんしましたね。

タイトルに惹かれ、手に取りました。
読みながら、眠らないといけないのに眠れない夜、今でもあるよなぁと共感しました。
夢と現実の間のような、不思議なお話。
こんなに楽しいことがあったら、眠れなくてもいっか！と思えそう。
『なぞなぞのおみせ』や『まんぷくよこちょう』など、なかざわくみこさんのちょっとレトロで味のある絵に、いつも癒されています。

なんとか寝ようとあれこれがんばってる姿が微笑ましいです。開き直ったおかげでワクワクいっぱい。これは楽しいよね！って。

読み進めるうちに、「これは夢？　だとしたら起きた時、どこにいるんだろう？」なんて想像したりして。

ストーリーはもちろんですが、絵がよくできてるなあと実感。テレビドラマなどにある「伏線とその回収」って感じでしょうか。最後まで読んでから何度も前にページをめくり直しました。

よくできてますね。