民話には 人の生き方が書かれています
この絵本では いぬと ねこが 大事にしてもらった長者さんにおんがえしするのです
この長者さんは 仏様を拝んで信心深い人です
何不自由なくくらし 笑顔で過ごしていたので、いぬもねこも ねずみも鶴も のんびり暮らせたのですね
そんなくらしが・・・・ この家で働いていた男に ほとけさまをぬすまれてから 急変したんです
この男はほとけさまのおかげで 大金持ちになっていたのです
しかし・・・・・盗んだ 行為はよくありませんね(罰は当たらなかったのでしょうか?)
このほとけさまをとりかえそうと いぬとねこがとりかえしにいくのです
ねずみも 鶴も協力してくれたのです
この ほとけさまのおかげで また貧乏になった長者さんは大金持ちになるのです
いぬとねこは大事にしてもらった主人におんがえししたのですね
なんとありがたい ほとけさまでしょう そして おんがえしした いぬとねこも 幸せに暮らすのです
昔話の おはなしに 心優しくなれました(昔話の明快さはなかなか気持ちいいものですね)
太田大八さんの絵も味がありました