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8件見つかりました
小さな声が悩みの高橋さんと、複雑な家庭の中田君のお話です。 小学校3年生くらいになると、子供も自分の抱えてる問題がだんだん複雑になってきます。大人よりは子供だけど、幼児ではなくなってくる そんな時期の子供の悩みをが切なく響いてきました。 2人が公園で言葉少なに会話をする場面、ブランコに乗る場面 一面が空のページ。 どのページも心象風景を着実にとらえています。 学校で嫌なことがあった高橋さんに優しい中田君が、いいなーと思いました。 小学校中学年以上くらいの子にお勧めだと思います。
投稿日:2011/02/13
この絵本は4歳の次男が選んだものですが、8歳の長男に ぴったりの内容でした。 長男のクラスにも大人しい控えめな子がいますが、 読み聞かせをしながらも、あぁ、こんなこと考えてるんやぁと 考えたりもしました。 中田君はいつもひょうきんで悩み事なんてなさそうなのに、 実は大変な悩み事があったりします。 それでも人にはとても優しかったり、決して人を馬鹿にしないなど ステキな少年です。長男の心に響くといいなと思いました。 でも読み終えると、長男が「なんで手袋、一つずつの交換なん?」と 聞いてきました。まだ、中田君の微妙な心境をしっかり理解することは 出来ないようです。 読み終わってみると気分がすっきりする絵本でした。
投稿日:2011/01/28
図書館で・・・ めずらしいタイトルが目に付いて手に取りました。 『青春』と呼ばれる時代よりまだもう少し前の、小学生の小さな心の葛藤や悩み。手に取るように分かります。 ああ、私も小学生のとき、こんなんだったなぁって、ぼんやり思い出しました。 近所の堤防でゴロンと仰向けになって、真っ青の空を見上げて、いろんなことを考えていたあの頃。 忘れかけていた“何か”を思い出させてくれる絵本でした。
投稿日:2010/10/13
小学3年生の高橋さんが主人公です。 声が小さいのが悩みのようです。 予習してきて、正しく答えられたのに、先生はいらいらしたように「……大きな声ださな」って言わはった。 残念だな〜、先生、まずは褒めてくださいよ。 “頭皮”って漢字が読めたことを。 あとは、待ってくださいよ。 褒められたら自信になり、その繰り返しで声だって少しずつ大きくなりますよ。 と、いう一人でつっこみを心の中で入れながら読み進めました。 帰りの公園のページで、『あ〜あ、やっぱり傷つくよね〜、そうそう今日の嫌なこと、ここで払ってから帰ったほうが良いよ』なんて、慰めの言葉を高橋さんにかけて読みました。 公園で、拾った片方の手袋。 教室ではそんなに会話を交わしたことのない中田君が近づいて来て…。 学校でみんな席に着き、毎日変わらぬような顔をして過ごしているけれど、小学生だってそれぞれに抱えているものがあるんですよね。 中田君の家の事情を知った高橋さんが、中田君を誘った言葉がタイトルです。 『…、…行こう!』じゃなくて、『…、…行こ!』っていうのが良かった。 高橋さんが連れて行った宇宙で、二人は少しモヤモヤを置いてこれたかな? 詩的なエンディングに、読後爽やかな気持ちになりました。
投稿日:2010/03/09
「宇宙まで行こう」といって、ブランコで思いきり青空を目指す二人に、精一杯の自己解放を感じました。 自信を持って大きな声を出せない高橋さんと、剽軽だけど新しい母親がくることに不安な中田くんの世界です。 お互いの手袋を半分交換することに深い意味はないのでしょうが、そんなことができる関係性に、応援したくなりました。 気持ちの上では、宇宙まで行けたのでしょうね。
投稿日:2023/02/26
タイトルを見て、小学2年生の息子が読みたいと言い借りました。 青春ですね。 手袋を交換したり、公園で男の子と2人でいたり、 ちょっとキュンとしてしまう場面もあり、 他の子に見られてのちのちからかわれて 関係が悪化したりして しまわないかな、と妄想が膨らんでしまうほど・・・ 今、教師として学生と接していますが、 この女の子のように いつもよりもがんばって声を出したり、 予習をしていたりする努力に気づけているかな、 心を傷つけていないかなと 一人ひとりとの一瞬の触れ合いにもっと 気をつけたいと思いながら読みました。
投稿日:2020/08/20
面白いタイトルです。最近の小説や漫画のタイトルみたいなタイトルに近いものを感じました。 表紙絵の背景の澄んだ青い空が素敵でした。 学校の先生の指導に、ありがちなあるあるの出来事と、この頃とみに増えてきたひとり親や再婚の両親を持つ子どもの不安な気持ちを上手に表現してくれているお話でした。
投稿日:2019/10/20
タイトルに惹かれて選びました。 小学校3年の高橋さんは、授業で当てられて答えられないと恥ずかしい から、きっと予習していくのだろうなあって思いました。恥ずかしがり やさんで内気で優しい子だと思いました。 お調子者で明るい中田くんには、家庭の事情で悩み事があっても表面に は出さないでいるのだと思うとちょっと可哀そうになりました。 夫々に小さな胸を痛めているのだと思うと抱きしめたくなります。 内気でも小学校3年だと女の子の方がしっかりしているような気がしま した。お互いに気持ちが理解出来てこれからの学校生活にも友情が芽生 えてとても楽しみな二人です。
投稿日:2011/09/16
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