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わたしのおとうと、へん…かなあ自信を持っておすすめしたい みんなの声

わたしのおとうと、へん…かなあ 作:マリ=エレーヌ・ドルバル
絵:スーザン・バーレイ
訳:おかだ よしえ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2001年09月
ISBN:9784566012936
評価スコア 4.33
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  • あるがままの君を受け止めて。。。

    • ゆったり♪さん
    • 40代
    • ママ
    • 佐賀県
    • 男の子6歳、男の子1歳

    ウサギのリリの弟は、障害を持っています。リリは弟が大好き。友達からからかわれたらかばってあげるし、お父さんとお母さんが甘やかすのもよくないと思う。何とか「普通の子供」にしてあげたいとがんばります。でも難しいこともある・・・。

    絵本から児童書への橋渡しになりそうな本で、絵本にしてはちょっと長めなんですが(音読で約10分)、小1の長男のクラスでこの本の読み聞かせをしたら、思いっきり笑って、思いっきり感動して、ラストはし〜んと聞き入ってくれました。

    障害を持つ人とはどのように触れ合ったらいいのか、そういった点をさりげなく教えてくれるので、ぜひ一度お子さんに読んであげてみてください。

    投稿日:2007/10/28

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  • とっても大切なこと

    「わすれられないおくりもの」の絵だ!?
    と、手に取り
    ん???
    表紙の真ん中に座ってる
    ウサギの子の目が
    スーザン・バーレン氏の絵で
    今まで見なかったような・・・

    ページをめくっていくと

    このおはなしは、フランスの
    ≪幼少期と染色体異常を考える21世紀の会≫の
    提唱で、創れました。

    とのこと

    主人公は、リリちゃん
    パパとママ
    おねえちゃん、おにいちゃんと
    弟ドードの家族

    ドード思いのリリちゃんは
    とても的確です
    おにいちゃん、おねえちゃんは
    どうもドードのお世話をしない感じ
    パパママは、ドードが失敗しても叱らない

    ただ、やさしくすればいいいの?

    すごい!!
    すごいことに気付いています
    やさしくお世話もちゃんとするし
    一緒に遊ぶし
    友達とも・・・

    でも・・・

    ドードの成長にとって
    家族としてどう接すればいいのか?
    どうあるべきか?
    考えさせられます

    ドードにいいと思ってやっていたことが
    逆戻り!?
    ドードにとって、どれは
    どうだったの?ってことなんだけど
    パパママの混乱を招いたり・・・

    パパママが感情的に爆発し
    兄姉は、自分の部屋へ逃げても
    リリちゃんは、違います
    すごいんです

    ふくろうさんのおはなしは
    とっても素敵です

    なかなか身近に病気を抱えた子がいなければ
    わからないこともあるとは思います
    でも「ささえる」
    「現実を受け入れる」ことって
    障害のあるなしではなく
    すべてのことで
    そうであると思うのです

    あいかわらず、お友達は
    はやしたりします
    でも、ほら、ドードは確実に
    成長しています

    すごいことです

    ことばの説明が
    最後のページに絵とともに
    あります
    親切です

    障害をまずは知ることを
    この絵本から・・・というのも
    いいかもしれません

    投稿日:2013/04/04

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    1
  • 大切なこと

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、女の子5歳

    弟のドードは病気になってしまったせいで、大きくなっても食事も上手くできないし、着替えもおしゃべりも上手に出来ません。
    それをお姉さんのリリはもどかしくもあり、また、お母さんに世話をしてもらえるドードを羨ましくも思っていました。
    ドードの病気の事も分かるし、リリの気持ちも分かる。
    難しい問題だけれど、いつかドードのような人に出会ったときの為に、きちんと知っていてほしい。
    大切な事を分かりやすい物語になっていて、親子で話すきっかけにもなりました。
    まだ小さいので完全に理解したとは思えませんが、子供なりに何か感じてくれたようです。

    投稿日:2012/04/05

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  • 小学生も染色体異常について考える。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    スーザン・バーレイが絵を描いていたので、図書館で選んできたのですが、この絵本はフランスの「幼年期と染色体異常を考える21世紀の会」というところの提唱で作られたもので、子どもたちが体の障害について考えるための作品のようでした。

    私が読んでいると、うちの下の子が「これ、知ってる学校にあるんだよ」といって、私から取り上げて読み始めました。
    スーザン・バーレイの描く擬人化された可愛い動物たちが登場するので、わりと小さな子でもスーッと物語の中に入り込んでいけるようでした。

    主人公のリリは人間の年で言ったら、小学校の低学年くらいでしょうか?
    この物語ハリリの目線で描かれていますので、言葉の使い方やものの考え方はあえてリリくらいの年頃の子をイメージして書かれている気がします。
    漢字にもルビがふってあり、行と行のスペースもちょうどいい感じに開いていて、小学校の低学年くらいのお子さんにも読みやすいく作られています。
    こういう作品に触れることで、子どもたちの視野が広がってくれるといいな〜と、思います。

    投稿日:2011/10/29

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    1
  • 大切なのは…

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子9歳、女の子7歳

    大好きな弟のドード。自分のことを自分でできずに、よだれをたらして他の子にバカにされるのが嫌で、お姉ちゃんは、甘やかさずに自分のことを自分でさせたいと思います。
    でもそれは難しく…
    傾いた家をまっすぐにすることはできないけれど、支えてあげることはできる。大切なのは、今のままのドードを好きになること。障がいを持つ子を、受け入れ愛してあげることが大切なことだと、優しく教えてくれる絵本でした。

    投稿日:2020/08/22

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