最近、光吉夏弥さんの絵本をよく読んでいます。
作品を検索しているうちに気づいたのですが、「アルプスのきょうだい」ってあれかな?
あれ?とは、この本、確か子どもの頃に最初に買ってもらった絵本なのです。
読んでもらった記憶はなく、自分で読んだのですが、これも光吉夏弥さんだったのです。驚きました。
そして、子どもの頃の記憶と、なぜ今も光吉夏弥さんの本が好きなのか解明できました。
で、最近書店で見つけて懐かしさのあまり買ってしまいました。
「ウルスリのすず」と「フルリーナと山の鳥」の二作品が収録されています。当たり前ですが、絵も子どもの頃の記憶そのまま。
すべてが懐かしくてしばし浸っていました。
よく覚えているのは、ウルスリが大きな鈴を見つけた後、大きなパンを食べるところとむしたてのくりのクリームがけ。
やっぱり子どもって食いしん坊で、食べ物の記憶が残りますね。
いわば家出した形のウルスリを温かく迎える両親も素敵です。
山の鳥を助けるフルリーナの切ない気持ちもとても懐かしかったです。
子どもの時に読む本は子どもの心に残りますね。だからやはり良いものを子どもたちにも読んでほしいと改めて思いました。
光吉夏弥さん素敵な本をありがとう、岩波書店さん今も発行し続けてくださってありがとう。
本との素敵な出会いに感謝です。