「たまごにいちゃん」の続編です。
是非「たまごにいちゃん」を読んでからこの本を読んで欲しいと思います。
たまごにいちゃんはさらに成長し、殻から完全に出てきたところから始まります。
でも実は尻尾のところに殻がくっついています。
たまごにいちゃんはお兄ちゃんとして振る舞おうと、おとうとや妹たちに強がります。
しかし、卵に戻りたくなってしまったたまごにいちゃん。
ともだちが心配して相談にのり、卵の殻の代わりになるものを泥だらけになりながら探してくれます。
しかし、ぴったりな殻の代わりは見つかりません。
そこでたまごにいちゃんはともだちに、みんなはたまごに戻りたくないのか聞きます。
友達は大きくなる夢をたまごにいちゃんに語ります。
それを聞いたたまごにいちゃんも、大きくなる事が楽しみになりました。
最後に尻尾についてた殻もポロリと取れておしまいです。
現在弟が出来て、赤ちゃん返りするかなという時期の長男。
甘えたいけど、お兄ちゃんとして頑張りたい気持ちがドンピシャな状態です。
弟の前ではカッコつけたいようで、泣いてると、弟に見ないで!と言います。
そこに大きくなる楽しみを教えてくれる、とてもいい本だったと思いました。
そのお陰か?赤ちゃん返りはしませんでした。