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猫吉一家の秋から冬のおはなし。布売りの猫吉一家は今日も森のみんなに笑顔と布を届けています。猫吉父さんは人情家であったかい、お茶目母さんはいつも笑顔で優しい。そんな二人の息子、昆布助くんはとても優しくてやんちゃな子です。そんなこぶくんがいろんなものたちに、優しさと愛情を向ける姿がとてもいいです。コマ割が細かいので親子で楽しむ絵本ですが、かわいらしくて素直な子どもたちにはきっと伝わるでしょう。とても伸びやかであたたかい、これからの時期にぴったりなおはなしです。絵本のなかから、笑い声や会話が聞こえてきそうなぐらい楽しい仕上がりです。家庭に1冊「猫吉家族」家庭円満間違いなしですよ。
投稿日:2003/11/10
このお話は生地を売って商いをしている猫の家族のお話でした。そのうちの子どもの猫吉はとってもわんぱくで、どこでも行ってしまっていろいろな不思議体験をするのです。うちの子は、この猫吉の体験がとっても素敵に見えたらしくいいな〜なんて言いながら見ていました。
投稿日:2014/02/18
人情味あふれる猫吉一家のお話は 春夏編ですっかりファンになってしまい、 続けてこれも読みました。 子供の昆布助もお父さんと同じ人情身あふれてて ほのぼのとした暖かさが 秋冬の寒さをはねのけてくれていました。 もっともっと続編が出るといいな〜と、 ひそかに願っています。
投稿日:2012/04/15
「春夏」、「秋冬」と続けて読んだ後、すぐに、 「こういう絵本のシリーズがもっとたくさんあったらいいのになあ」と、 春夏秋冬を問わず、シリーズ化を待望している娘。 とにかく、おもしろくて、好きで好きでたまらないみたいです! 分厚い児童書も1人で読めるようになった今でも、絵本だけは、寝る前にいっしょに読むのを楽しみにしている娘ですが、この2冊だけは別! なぜか自分の部屋に持っていって、1人で読みます。 コマ割が新鮮だったのか、少女マンガに夢中になるような感覚で、ちょっと大人になった気分を味わっているみたいです。 その後ろ姿が、なんだか小さなおねえさんのようで、とってもかわいらしく、娘の成長を感じながら、そっとドアを閉める母でした・・・。 そして、夜になると、今度は「ママに読んであげるね」と言って、 「朝です。パンパンパンと手をたたき・・・おてんとさんよ、おはよーさん」と、元気よく声に出して読んでくれました。 なんだか2度ほっこり(!)のしあわせな1日。
投稿日:2012/02/06
人情味あふれる猫吉一家の秋から冬までの一日のできごと。 のぼる朝日に感謝して、食事をとり、仕事に出かける。 一家の仕事は“きれや”さん。 困っている人には、知らん顔ができない親子です。でもそうすることで、息子の昆布助は素敵な経験を味わうことができます。 寒い季節に、こんなにも心が通う温かいお話、なかなかいいものです。忘れていた人とのかかわりを、もう一度思い起こさせてくれるそんなお話です。 そして、なななんと、歌詞までついているのです。秋バージョン、冬バージョンと、どうぞ、手拍子を打ちながら、歌ってみてください。
投稿日:2010/07/24
以前”わらっちゃった”という同作者の絵本を読み大島妙子さんのファンになったのでこの絵本を選びました。私はこの親子の物語に大感激し、未来の理想の家族像を見いだせたような気がしました。好きな事を仕事にしているお父さんが家族の中心を支えている所が良かったです。御父さんのお陰で家族が一つにまとまっている所もさすがお父さんだなと思いました。お父さんの仕事のおかげで皆が幸せになっていくところが良かったです。一コマ一コマ丁寧に描かれていて大切にこの絵本を描いている姿が浮かんできました。
投稿日:2008/04/24
マンガのような構成になっていて、1ページが細かく分かれているのに慣れていない子どもは、最初どこをみればいいのか分かりませんでしたが、見方の説明をすると次第になれてきて、心優しい猫吉一家やユーモラスな森の仲間たちの様子、大好きな妖怪なんかも出てきたので大満足の1冊でした。 絵が小さいけど細かく描かれているので、何度も行きつ戻りつしながら読むのも楽しいですね。 こんな温かい人情味たっぷりの布売りさん、うちの近くにもいないかな?
投稿日:2007/11/29
きれ売りを生業とする猫吉一家。父:猫吉、母:お茶目、息子:昆布助の人情あふれる物語。秋冬編も季節感満載のコマ割の絵。相変わらず、3人(匹)とも情にもろく、勘定を考えず、きれをあげてしまう。情けは人のためならず。それを地で行く一家です。 春夏編を読んだ後なので、オチを先読みしてしまう悲しいさが。 それを引いても、やはり楽しい。 皆さん書いておられますが、おでこをくっつけわいわい言いながら読んでください。 食事は必ず、家族全員で。親子は川の字になって寝る。夫婦で晩酌ひざ枕付き。理想の家庭をご賞味下さい。
投稿日:2006/11/01
こちらで紹介されているのを見て、リクエストしまして、今日図書室に届いていました。そして今、じっくり読みました♪ 確かに読み聞かせ向きではないと思います。でも、基本的に絵本は、ひとりで、親子で、少人数で楽しむモノだと思っています。まったく、猫好きにはたまりません(=^. .^=) 布と刺繍で出来ているかのような「秋のおはなし」のタイトルや、表紙をめくるとすぐに「猫吉音頭」。いたずら書きのようなイラストもたまらくグッドです♪ 人情の猫吉、やさしさのお茶目、ピュアな昆布助、関わる動物達や想像の生きモノとの交流がなんともほのぼのしています。 春夏もリクエストしなくっちゃ!秋冬は買います!!キッパリ
投稿日:2006/06/09
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