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あっぱれ!われらのてんぐさま

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目をさませトラゴロウ自信を持っておすすめしたい みんなの声

目をさませトラゴロウ 作:小沢正
絵:井上 洋介
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2000年
ISBN:9784652005088
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,701
みんなの声 総数 7
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  • 面白いから読んでみて

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子5歳

    私の手元にあるのは、1965年発行のものなので、現在のものとは、もしかしたら入っているお話が少し違うかもしれません。絵本ではなく児童文学ですが、他に類をみない面白さなので、紹介したくなりました。年長さんくらいからなら、読み聞かせも大丈夫だと思います。
    「山のたけやぶに、とらがすんでいた。なまえは、トラノトラゴロウといった」という文から始まるお話が7つ入っています。
    トラゴロウは昼寝をするのが大好き。お腹はすくけれど、何とか楽をして食べ物を手に入れたいので、他の動物を脅したり、便利な機械を使って目的を達成しようとします。でも、すべて失敗。やっぱり自分で考えて、自分で動かなくちゃね。というような内容のお話です。トラゴロウは威張ったりするけれど、すごく抜けているところがあるので、すぐピンチに陥ってしまいます。そこがなんともとぼけていていい感じなのです。
    強烈な風刺や食うか食われるかのきわどさもたくさん出てきますが、そういうものが前面に出るのではなく、なんといっても話の面白さが先行するので、お説教くささはまったく感じられません。でも、読み終わった後に「あ〜面白かった。」という他に何らかの苦さが残っている様な気がするのです。その苦さがこの本を、ハチャメチャだけでは終わらせずに、しっかり地面に結び付けているのでしょう。
    ・・・なんていろいろ難しいことは考えずに、まずは手にとって、この面白さを堪能して欲しいと思います。

    投稿日:2005/10/25

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  • いいですねー。

    小学校低中学年の読書にぴったりの幼年童話のような児童書です。
    短編集のようになっているので読みやすいと思います。
    今年は寅年なので、トラゴロウ読んでみるのもいいかもですね。
    ユーモアも感じられ面白いですよ。

    投稿日:2022/01/07

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  • 面白い!

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    私がこどものときに読んでもらった記憶があります。
    大人になった今、自分で手に取って読んでみました。この本は2000年とあるので私が読み聞かせしてもらった本とは違うのかな。でも今でも違った版が出ているのは愛されている証拠かと思い嬉しかったです。
    出だしのところやトラゴロウがにくまんじゅうが大好物なところとか案外覚えているものだなーと思いました。
    トラゴロウは普通に人を食べるトラなので人によっては苦手かもしれません。
    今読んでも面白いし好きな作品でした。

    投稿日:2014/10/05

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  • ハードボイルド

    198ページもあって、1日では読めませんでした。トラゴロウの7つのお話が入っています。1965年のお話らしいのですが、こんなお話をこんな時期に書いていたなんてすごいなあと思いました。
    子ども向けのお話ですが、子どもにこびるところもなく、トラゴロウが人間を食べてしまうところもサラッと書いてしまうところがです。

    私は「きばをなくすと」というお話を佐藤さとる編の「ファンタジー童話傑作選」(講談社文庫)で読んだことがありました。解説に「ハードボイルド」とあって、その時はあまり意味がよくわからなかったのですが、この作品全部を読んでよくわかる気がしました。

    「目をさませトラゴロウ」という中篇のお話では、仲間を助けたいというトラゴロウの男気ようなものを感じました。

    「一つが二つ」では、きつねが作った「一つのものを 二つにふやす」機械が出てきます。

    小沢作品ではうさんくさいきつねがよく出ていますし、発明もよくするのですが、初期作品からすでにそうだったのだと思うと嬉しくなりました。

    思慮の足りないところもあるし、純粋な面もあり、好奇心旺盛だったり、エネルギーが強かったりと、トラゴロウが子どもそのものなのかもしれません。

    教育的でもなくためになるお話でもありませんが、子どもってみんなトラゴロウが好きなのではないかな?と思いました。ちょっと困ったところもあるけれど、愛すべきキャラクターだと思いました。
    息子はこの本をぜひ買ってほしいそうです。

    投稿日:2008/02/26

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