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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

チキン・サンデー自信を持っておすすめしたい みんなの声

チキン・サンデー 作・絵:パトリシア・ポラッコ
訳:福本友美子
出版社:アスラン書房
税込価格:\1,650
発行日:1997年
ISBN:9784900656208
評価スコア 4.75
評価ランキング 871
みんなの声 総数 11
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  • 愛情や勇気があふれている

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    よく本でお薦めされていたので図書館で借りて読みました。

    よかったです。

    大好きなおばあちゃんへ
    おばあちゃんが欲しがっているものを
    自分たちのお金でプレゼントしようとするだけでも
    素晴らしいのに、
    怖いおじさんに疑られて、それでも
    信じてもらおうと行動するところが本当にかっこいいです。

    おばあさんや帽子屋のおじさんも
    苦労されながらも優しい人たちで
    愛情や勇気があふれていていて、
    読後感がよかったです。

    投稿日:2019/07/28

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  • 立場をこえての交流

    物語自体でも感動する本ですが、物語の背景を知ることでより深く感動させられました。

    アメリカは移民の国なので、たとえ自分や親がアメリカで生まれ育ったとしても、自分は○○系というのを大事にするそう。また、ロシア系アメリカ人の多くはユダヤ系だそうです。

    以上のことを踏まえて読むと、何故おじいさんが近所の男の子たちに嫌がらせをさせられたのかが理解できました。

    祖先はそれぞれの国であっても、宗派がちがっても、年齢がかなり違っても、お互いを尊重しての交流に心があつくなりました。

    じっくりと絵と内容を読みたい本のひとつです。

    投稿日:2013/12/13

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  • タマゴのマジック

    いろいろな人種が住むアメリカの貧困地区。
    宗教、民族を超えた暖かな作者の思い出話です。
    宗派、家族をこえた絆をもったパトリシアは、本当の祖母ではないユーラおばあちゃんが大好きです。
    そのおばあちゃんのために、おばあちゃんの孫たちと帽子をプレゼントしようとたずねたロシア人の帽子屋コジンスキーさんに、いたずらをされたと誤解をされてしまいました。
    ドアにぶつけられたタマゴ。
    パトリシアはそのタマゴに模様を描き、本当の気持ちを伝えようとします。
    タマゴがコジンスキーさんの心に通じました。
    そして、ユーラおばあちゃんが欲しがっていた帽子を手にすることができました。
    さりげないけれど、素晴らしい体験絵本でした。

    投稿日:2012/12/31

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  • 近所に住んでるおばあちゃん

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳 女の子12歳

    作者の子どもの頃の出来事を作品にした絵本です。
    近所の友だととその友だちのおばあちゃん、そして、小さな町の帽子屋さん。
    作者の育ったアメリカ・ミシガン州を調べてみたら、主な人種構成は白人系80.2%、黒人系14.2%、アジア系1.8%、インディアン0.6%、混血1.9%だそうです。
    白人系の中でもこのあたりはドイツ系の民族が大半を占めていて、作者やコジンスキーさん(帽子屋さん)のようなロシア系の人は少ないようです。
    物語の中で、ウクライナ地方に伝わるイースター・エッグの装飾品「ピーサンク」というのが出てくるのですが、
    とってもロシア的な色合いの素敵な卵の模様でした。

    物語の中に描かれているものは、近所に住むおばあちゃんやおじいちゃんとの交流だったように思います。
    今の日本は、とても個人主義的な生活スタイルを好む人が多くて、
    この物語に出てくるような近所づきあいはなかなかできないだろうけど、時代や場所によって、子どもたちはおじいちゃん・おばあちゃんとこんな付き合い方もできるのだと知るにはいい作品だと思いました。

    投稿日:2012/05/24

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  • やさしさ、思いやりが詰まった本です!

    子供達の話を軸に、人種、宗教の違いを超えた、心温まる人々との交流が描かれています。

    子供達を思いやるおばあさんの優しさ、おばあさんを慕い、思いやる子供達の優しさ、移民として苦労した帽子屋のおじいさんを思うおばあさんの優しさ、思いやり、そしておばあさんや子供達の気持ちを思いやる帽子屋のおじいさんの優しさ。

    皆が優しく、思いやりを持てば、その気持ちが連鎖するということを思い知らせてくれる本です。

    絵も、パトリシア・ポラッコによるものと思われますが、表情も温かく、気持ちが伝わってきます。

    彼女の作品は、読んでいて心が温かくなります。
    是非、おススメします。

    投稿日:2010/09/19

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  • 古き良き時代の人情

    古き良き時代の人情長屋のようなお話だと思いました。たとえていうなら、山本周五郎のような。

    ユーラおばあちゃんがとてもいいです。子どもたちに寄せる信頼感と愛情が感じられます。

    こんなおばあちゃんにならプレゼントもしたくなりますね。

    いたずらをしていないことを認めてもらうために、声高に主張するのではなく、心の交流で解決していこうとする姿勢もいいなあと思いました。

    息子にはどうかと思ったのですが、静かに聞いていました。

    心意気には心意気で応えるという人情がいいですね。

    こんな交流は今はあまりないので、余計に羨ましく懐かしさを感じる本でした。

    投稿日:2009/06/26

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  • 温かな気持ちになります

    イースターとはキリストの復活を祝うお祭りで、
    「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められていて、
    具体的には3月21日から4月24日の間だそうです。
    (外国で過ごしてた友人に聞きました)

    近所の仲良し兄弟とおばあちゃんとの交流を作者本人とも言える少女の生活感あふれる
    心温まる出来事を目を通して、語られます。

    教会へ行く日曜日にはチキン料理を作ってくれるおばあちゃん。
    だから、チキン・サンデー。

    おばあちゃんがお気に入りのイースター用の帽子をプレゼントしたくて
    子ども3人で知恵を絞ります。
    そこでトラブルが起こるのですが、子どもらしい発想や愛する人への愛情、
    すてきなラストに感動しました!

    ロシア風の鮮やかなイースター・エッグが登場したり、お話しの様子から
    おばあちゃんはゴスペル歌手なのかな?教会で素敵な歌声を披露してる様子も
    どれもこれも異国の文化に触れることができて、いろいろなの世界を
    一気に想像する事ができて、とってもすてきなお話しでした。

    投稿日:2008/02/06

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  • イースター・エッグとおばあちゃんの歌声

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子10歳

    アメリカの心温まるイースターでの出来事。
    イースターとはキリストの復活を祝うお祭りで、
    「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」と決められており、
    具体的には3月21日から4月24日の間だそうです。
    2006年は4月16日だそう。
    近所の仲良し兄弟とおばあちゃんとの交流を作者本人とも言える少女の
    目を通して語られます。
    教会へ行く日曜日にはチキン料理を作ってくれるおばあちゃん。
    だから、チキン・サンデー。
    おばあちゃんがお気に入りのイースター用の帽子をプレゼントすべく、
    子ども3人で知恵を絞ります。
    祖国ロシア風のイースター・エッグが登場し、
    おばあちゃんはゴスペル歌手でしょうか、教会で素敵な歌声を披露してくれます。
    帽子屋さんとのトラブルも、素敵なラストに続きます。
    子どもらしい愛情に感動しました。

    投稿日:2006/04/12

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  • 感動いっぱいのイースター定番絵本

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子5歳

     3人の子ども達とおばあちゃん、帽子屋さんの織り成す心温まる実話を描いた絵本です。子ども達が力を合わせ、おばあちゃんにイースター・ハットをプレゼントするエピソードには、南部バプテスト文化、東欧ユダヤ文化など……米国らしくさまざまな背景が紡がれ、感動の起因となっています。同時に愛情、友情、信頼といったものがそのまま描かれ、最後はいつも涙になります。最初に英語で読み涙ものでしたが、日本語でも同じでした。息子には「ママ、また泣いてる」と慰められました。今年のイースターには絶対、息子と読みたいと思っていました。ポラッコの作品では「彼の手は語り継ぐ」(”Pink and Say”)と合わせ、1番のお気に入り。
     いつかオークランドを訪ねることがあったら、カレッジ通りを歩いてみたいと思います。スチュワート、ウィンストンと作者たちの見た風景が残っているといいなあ。ユーラおばあちゃん、カジンスキーさんの描写がすばらしいので、ゴスペルを熱唱するユーラおばあちゃん、悲しい過去を背負い生きるカジンスキーさんの姿は、本を開くたび目に浮かびます。

    投稿日:2005/04/08

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  • どこか懐かしさを覚えるお話

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子8歳、女の子3歳

    ロシア系アメリカ人の少女と、近所にすむ黒人の家族(兄弟と祖母)との交流の物語です。人種も宗教も違う子供達ですが、とても仲がよく、少女は兄弟の祖母を本当のおばあさんのように慕っています。復活祭のお祝いにおばあさんが大好きな帽子をプレゼントしようとしたことから、事件が起こり、帽子屋のロシア移民のおじさんとも心暖まる交際が始まります。

    私は、日本人でずっと日本で育ったはずなのに、どこか懐かしさを覚えるお話でした。近所付き合いの様子、おばあさんを慕う気持ち、お休みの日の過ごし方、死者に対する気持ち・・・などなど、世界共通の感情だということでしょうか。特に、おばあさんへの愛情と信頼に胸の奥の方がきゅんとなります。

    絵も、魅力的で人物の性格や感情をとてもよく表していると思います。

    大きい子、大人向けの本ですが。

    投稿日:2004/01/15

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