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この絵本は、娘がお腹にいるときに購入しました。 ほのぼのとしたうさぎさんの絵がかわいくて、 生まれる子もきっと気に入ると思いました。 大きなお腹に絵本を見せながら、声を出して読んで、 ときには、くまさんがきたよ、やきたてのパンおいしそうだね。 なんて語りかけたりして。 そして、娘が離乳食を始めた頃、娘のために 父が木でいすを作ってくれました。 父は絵本のことは全く知らないのですが、 偶然にも どうぞのいす と似ていてビックリ。 お友達が遊びに来たとき、娘が「どうぞのいすだよ」と いすを貸してあげたりして、私も嬉しくなりました。 絵本の中で、どうぞならばえんりょなくといただいて、 次の誰かのために、どうぞと置いていく。 思いやりというものを、絵とお話で表現している すばらしい絵本だと思います。
投稿日:2010/01/16
テレビ番組の読み聞かせでこの絵本を知りました。 読み終わった後、優しい気持ちでいっぱいになりました。 誰かのために作ったいす。 「誰かのために」という思いは、そのいすを通じていろんな動物に広がっていきます。 自分がされてうれしかったことを、別の人にお返しするといった感覚でしょうか。 それも、無理して他人のためにやっているのではないのです。 自分ができることをできるぶんだけやるという、押しつけがましくないところが良いと思います。 自分のことばかり考える人が増えてきたこの時代に、なんともほのぼのさせてくれました。 自分の子供たちにもこのように育って欲しい。 独り占めするのではなくて、みんなで分かち合う、そういう優しさを身につけて欲しいなと思いました。
投稿日:2010/03/24
もうすぐ3歳の女の子へのプレゼントのために書店へ。 真っ先に、この絵本を第一候補に。 うさぎさんの「優しさいっぱいのイス」が、可愛い勘違いから、優しさのリレーへ。 何度読んでも、心がフワッとしてきます。 お子さんは、動物たちの勘違いの繰り返しに笑いながら、「あとのひとにおきのどく」のフレーズに“おもいやり”というこを感じ取ってくれるでしょう。 登場する動物たちも可愛らしく、柔らかい色遣いが素敵です。 息子も好きな一冊でした。 昨年も引っ越しをして行った小さいお友だちに、この絵本をお別れにプレゼントしました。
投稿日:2010/01/29
うさぎさんは、どうぞこのいすにお座りくださいって意味で、どうぞのいすの立て札を立てたんだろうけど。 ろばさんが、どうしてどんぐりのカゴをわざわざいすに置いたかは不明だけど、どうぞの意味が、うさぎさんの意図とは違った解釈でつながっていき、最後はろばさんびっくりです。 やってくる動物たちが、後に来る誰かの為に、自分が持っているものを残していく。 「どうぞのいす」とは書いてあっても、「次の人の為に何かを残していって下さい」なんて書いてあるわけでもなければ、誰かが見ているわけでもないのに、知らない誰かの為に優しい気持ちを持つ、そんな優しさが描かれた絵本ではありますが。 でも、ろばさんびっくり、な絵本として楽しんだ方がいいと思います。娘は、いろんな動物さんたちがでてくるのが楽しいみたい。 優しさを持ってね、と教育的なものを与えようなんてことは考えずに、「どんぐりがくりに変身したそのわけは?」みたいな話として楽しんで、優しさな部分は、もっと大きくなった時に、背景として優しさがあったんだと、気がつけばいいかなと思っています。
投稿日:2009/03/06
うさぎさんが、小さな椅子を作ります。 「どうぞのいす」と名づけて、道の脇に置いておきました。 通りかかる動物達は、それをみて・・・・。 次から次に出てくる動物達。 みんな持っているものは違うけど、親切をありがたく受け取っては、次にやってくる人のことを思いやって、親切を残していく。 この繰り返しのリズムがとても心地良いです。 こういう他人とのかかわりかたが自然に気負うことなくできるような人に、わが子もなってほしいなと思います。 とても愛らしい挿絵ですし、文章もそれほど長くないので、小さいお子さんから楽しめる絵本だと思います。 他人への親切がどんどん回っていくお話はほかにもありますよね。私は「しんせつなともだち」を思い浮かべました。読み比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
投稿日:2008/11/28
わらしべ長者のように、寝ている間に色んなものに変わってゆく過程が楽しいです。 そして、みんな優しい。 次の人のことを考えて。。。 子供にも、自然に優しさが伝わるのではないでしょうか? 絵もあたたかくてとても好きです。
投稿日:2010/08/17
保育園の発表会で、他の組の子供たちが発表していたお話でした。 いつか、絵本を読んであげたいな〜と思っていたのですが、6ヶ月もたってしまいました。 娘はすっかり発表のことも忘れてしまったようです…。 「どうぞのいす」は、絵も優しいタッチですが、内容がとっても優しい。 どの動物も次の動物のことを考えているところがとってもいいです。 子供が大笑いするというおもしろさはありませんが、読んだ後になんだか優しい気持ちになれる絵本です。 4歳の娘は、「自分が!自分が!」というタイプ。 人のことを考えて行動することは、なかなか難しいです。 あまり私が言い過ぎるのもどうかな?と思うので、このどうぞのいすを読み聞かせながら、その気持ちの温かさに気づいてほしいと思います。 このお話は、何回も繰り返して読んでいきたい絵本です。 毎日読むというよりは、ふとしたときに、読んでいきたい絵本です。 こういう優しい気持ちを私自身も大切にしていきたいです。
投稿日:2009/05/28
ここで評判が良かったので選んだ本です。 まず、表紙がかわいい! これ、息子にとって、とても重要な要素です。 中の動物の表情もみんな良くて、 かなりのお気に入りに。 どうぞのいすに置かれた食べ物を、 どうぞならばえんりょなくいただきましょう。 とやってきた動物がいただきます。 そして 「からっぽにしてしまっては あとのひとに おきのどく」 と言って、自分の持ってる食べ物を置いていきます。 このせりふがおきにいり。 必ず読みます。 それに、本の左横に文章が書いてあって、 これが短い文章で改行されているので、 子供が読み易いみたいで、 読む練習にピッタリです。
投稿日:2009/03/20
3歳の娘のお気に入りの1冊です。 ロングセラーだからでしょうか、今の私たちがあまり使わない良い言葉がでてきて、そんな言葉が新鮮なのか、娘は自分なりに使っています。「〜さんにお気の毒。」とか言ってると微笑ましくて思わず笑ってしまいます。 物語りもやさしい心使いの繰り返しで、最後にはくすっと暖かい気持ちになり何度も繰り返し読みたくなる絵本です。 休日に主人と娘とで、木を買ってきて椅子を作り、その椅子に『どうぞのいす』と書いていました。娘が書きたいと言ったようですが、1冊の絵本が心にしっかり根付いているんだな〜と思いました。
投稿日:2008/05/08
うさぎさんは、いすを作りました。 釘やとんかち のこぎり なかなかリアルな描き方で、ものを作る楽しさがよく出てますね! しっぽをつけたのが、ユニークで〜す どうぞ の いす つぎつぎに やってくるの ろばは、どうぞのいすをみて、「なんてしんせつないすだろう。」 くまさんは、どんぐり食べて、「からっぽにして あとのひとに おきのどく」 はちみつのビン 置いておくの・・・ この 「あと人のこと考える、 気持ちが大切! どうしたら こんな気持ちが素直に出てくるのかな? きつねも りすも みんな 人のこと考えるの、 みんな やさしいね! この優しさがあれば、争いごとは起こらないかも、でも人間は自分のこと考えて、欲が出る、それで 争いごと起こるのかな? 子どもたちに 優しさを伝えるとき、大人も 優しくなりたいね! この絵本が教えてくれました。 ピュアなこども心を うらぎらないように!
投稿日:2007/08/01
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