どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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62件見つかりました
家族に何と言われても自分のことが好きというあかねこの凛としたスタンスに共感できるものがありました。 家族と違った個性として生まれるという話は他にもあったように思いましたが、あかねこほどきっぱりと自分を持っていなかったような気がします。 自分の個性を人と同じように矯正も強制されたくない気持ち。人にも多かれ少なかれあるのではないでしょうか。 それを変えたら自分ではなくなってしまうようなもの。 もし、それが自分の子どものことであるなら、きちんとわかってあげたなって思います。
投稿日:2011/08/22
兄弟と毛の色が違うあかねこ。 自分では悩むどころか、むしろ気に入ってるんだけど、 親も兄弟も毛の色が違うことを気にしすぎ・・。 あかねこは旅先で、お互いの魅力を分かり合える あおねこと出会います・・。 みんなと同じも結構。 でも自分だけってのも素敵じゃありませんか。 あかねこは毛の色に個性があったということ。 そのオリジナリティに自信を持っているあかねこは素敵だし、 あおねことつくったファミリーのカラフルさにも納得! 子供の成長を見守る大人としても うんうんと頷いたり、ホッとしたりできる絵本だと思います。
投稿日:2011/08/07
「赤」ネコの誕生に心を揺らす親の姿は、セクシュアルマイノリティの子どもが、カミングアウトした時の親の態度に似ていると感じた。「赤」ネコは、ちっとも自分の「赤」さを恥じていない。むしろ気に入っている。それが自分らしさだからだ。ちゃんと自分を受け止めている。しかし親は、「みんなと同じでないこと」に悩む。親のせい?、育て方のせい?と悩み続ける。誰かと同じであることは、とても安心感を与えるものだ。しかし、そうでないことも受け入れられる社会でありたい。絵本の力は、子どもへのメッセージだけではないと感じさせてくれる絵本の一つだと思う。
投稿日:2011/08/25
「あかいねこちゃんに にじいろのあかちゃんがうまれたところが よかった」と7歳の娘がいっています。私は前半の家族が心配するところはちょっとくどいと思いましたが、最後のページの里帰りのシーンに、娘と「よかったね」と言い合いました。
投稿日:2011/10/06
『うんこ!』のお二人の新刊。前作と雰囲気は違いますが、親の期待通り、息子は絵本に吸い込まれていきました。 白色、黒色の両親から生まれた赤ネコ。本人は赤色の毛が気に入っていますが、親からも他の兄弟からも白色や黒色になるように言われます。白黒白黒言われ続け、ついに家を飛び出してしまいました。 みんな違って良いということを説教くさくなく、子どもにもわかりやすく扱っています。最後はハッピーエンドなのは、『うんこ!』同様です。
投稿日:2011/08/18
しろねことくろねこの親から生まれたあかねこ。 周りはあかねこを親や兄弟と一緒の色が良いと思っていますが、 あかねこはそうではなく…。 あかねこが自分が違うことに困っているのではなく、 自分自身を好きでいるところが印象的で、 読後、はっとさせられました。 他人が認める自分ではなく、自分が自分であることに 誇りを持っていること。それが、生きていく力に つながることを教えてくれている気がします。 空想の世界に入って演じたりお話ししたりするのが 好きな息子。少々個性的なのでどうなのかしら…、 と母として考えたこともありましたが、 本人は全く困っていないんですよね。 あるがままを受け入れたいと思いました。
投稿日:2013/09/22
ネコが大好きなうちの子は、ネコの絵が描かれた物には目ざといです。 全ページ読みで 子供も気に入って、即購入しました。 5歳の子のための絵本を探していたのですが、この本は2歳の子にも 何か 伝わる物が有るのでしょうか・・・気に入っています。 考えさせられる内容だけど、単純に読んであげるだけでも大丈夫な絵本だと思いました。
投稿日:2013/06/15
なんだろう、とっても泣けてと、結構明るくて 友人に最後のページのたねあかしを聞いて また泣いた。 単純なストーリーだけれど、実はかなり奥が深い。 子どもも大人も沢山の人に読んで欲しい。 プレゼントにしようと思います。
投稿日:2013/01/11
可愛い猫の絵にひかれて、図書館で借りてみると… 内容は、悩み多き息子にピッタリでビックリ!! ひとりだけ毛色が違うあかねこに対して、みんなは同じじゃないことを嘆いたり、同じになる事をすすめます。 そのたびに、あかねこは「でもね、わたしは このいろ、きれいで かわいくて、とっても きにいってたの。」と。 この言葉が私の心を動かしました。 保育園の頃の息子は、自分の事をあかねこのように気にいっていたと思います。しかし小学校入学で色々な事があり、私を含めた周囲の大人がこの気持ちを消し、自信(自身)のない、みんなと同じにできるひとにさせていました。当然ですが、彼は今とても不安定な心です。 時間はかかると思いますが、息子があかねこのように「みんなと おなじが いいのかな? そんなことも、ちょっと おもって みたわ。だけど、わたしは、あかねこ。そのままの じぶんが よかったの。」 と、思える日が来るように支えて行く気持ちの整理がつきました。そのきっかけになった一冊です。自分が嫌いになりそうな時、一度読んでみたらいかがでしょうか。
投稿日:2011/09/21
最初でラストまでわかってしまいます。けれど読んでしまいました。 ら、思ったよりツッコんだラストでニッコリ。 これ、子を連れて実家に凱旋しているんですね。娘が気付きました。 自我が芽生え、他の子と違う自分に気付き受け入れていく小3頃から、ぜひ一人読みで心に落として欲しい。 特にうちの子のように、言われ放題なのに泣き寝入りタイプには。 親がいくら口で言ったって、慰められてるなんて考える子どもに、絵本の力が伝えてくれるといいな。 とはいえ、実は今の私の状況にもあてはまる。 その場を脱出する行動力、その先にある幸せ。オバサンにはそうもいきませんが、ヤングアダルトや若い社会人にも読まれるといいな。
投稿日:2011/09/20
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