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105にんのすてきなしごと自信を持っておすすめしたい みんなの声

105にんのすてきなしごと 文:カーラ・カスキン
絵:マーク・シーモント
訳:なかがわ ちひろ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年06月
ISBN:9784751526934
評価スコア 4.35
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みんなの声 総数 16
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  • 104人の演奏者と1人の指揮者。
    金曜日の夜に行われる音楽会が始まるまでのメンバーの行動が、観察したかのように描かれています。
    音楽を始めるまでの、何か特別なことがあるのかと思ったら、ごく普通の生活。
    オーケストラのメンバーも普通の人間なのですね。
    …。

    と、どこかで見た絵本だと思ったら、『オーケストラの105人』じゃないですか。
    作詞家岩崎時子さんの訳で、どちらかというと大人系のイメージで受け取っていたら、なかがわちひろさんの訳は、子供向けのひらがな解説調。
    「これもありか」と思いつつ、どこか夕暮れ時の雰囲気を感じて、『オーケストラ…』を再読。
    原因は紙でした。
    『オーケストラ…』の絵本が白地なのに対して、『105にん…』はクリーム色の暖色系。
    これは技ありです。
    見比べてみてください。
    この絵本では、なぜか足だけで登場する団員まで気になるほどの、夕暮れ時のはらはらドキドキ感が加味されています。
    『オーケストラ…』と『105にん…』のどっちが良いかというと…。
    どちらも良いのです。

    投稿日:2012/11/15

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  • 準備の大切さ

    • かがやきさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子13歳、男の子10歳

    105人が集まってなにするのかな?

    小5の息子の第一印象。

    読み始めてみると、
    105人の丁寧な準備の様子が切々と描かれていました。
    時に面白く、時にシンプルに。

    息子は
    燕尾服ってなあに。
    この人ひげそらないヒト。
    2人の人物に注目していました。

    さて、105人が集まったところは、
    オーケストラのコンサート会場。
    開演までのワクワクした気持ちが伝わってきました。

    3人の楽器を持たない人たち?
    隅々まで興味を引きます。
    舞台上の様子が、105人の側から描かれていたのも面白かったです。
    位置が逆じゃない?
    と息子が興味津々でした。

    高貴な空気の香る絵本です。
    高学年でも楽しめます。

    投稿日:2013/08/27

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    1
  • 本番への期待が高まる

    以前『オーケストラの105人』を図書館で借りたことがありましたが、その本の訳を変えて復刊された絵本でした。すべてひらがな表記になり言い回しもやさしくなったからか、娘たちの年齢が上がったからか、こちらの絵本の方がより娘たちもより興味を持ったようです。
    年齢も、性別も、洋服を着る順番もそれぞれ違う105人の人たちが、心を合わせてオーケストラという大きな舞台を作り出します。丁寧に描かれたそれぞれのキャストの準備の様子を見ると、本番への期待でドキドキしてきます。最後のシーンでは本当に「うっとりするほどうつくしいおんがく」が聞こえてくるようでした。
    子どもたちも連れてクラシックコンサートに行きたくなりました。そしてコンサートの前にこの本をまた読みたいと思います。

    投稿日:2012/08/10

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    1
  • 素敵ですね!

    「105にんのすてきなしごと」って何だろうと,わくわくする絵本です。
    オーケストラの舞台裏が描かれた絵本で,大人が読んでも面白いですね。
    オーケストラ団の一員にはそうなかなかなれないですが,こういう絵本で知るのもとても楽しく知識になると思いました。

    投稿日:2018/10/12

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  • 演奏への助走

     「あ、マーク・シーモントさんの絵なんだぁ」と思って、手に取りました。

     金曜日の夕方、だんだん暗く寒くなる中、仕事に出かける用意をする人たちがいます。お風呂に入り、黒い服を着て、変わった形のカバンを持って、家を出ていきます。そういう人たちが105人も!彼らは、オーケストラの楽団員。

     オーケストラを聞きに行くと、まず会場のロビーに人が集まり、客席が少しづつ埋まり、ブザーがなってみんな席に着き、やがて照明が落とされ、舞台に楽団員が次々に現れ着席し、コンサートマスターが立ち上がり、音合わせ。「演奏がいよいよ始まる♪・・・」という感じが少しづつ盛り上がっていきます。

     でも実は、演奏への助走はもっと前から始まっていたのですね。さらにいうなら、演奏する人たちは楽譜を渡された時から、聴衆はチケットを手に入れ、スケジュール帳に予定を書き込んだ時から。

     「ある日のある時間、ある場所で集まって、音楽を演奏したり聴く」という一つの目的のために、たくさんの演奏家も聴衆も 演奏会以前に、それぞれに動いているんだという、当たり前のことだけど 普段は考えないことに思いを馳せました。

    投稿日:2016/05/20

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  • オーケストラの音楽を聴いて 感動します!

    いろんな楽器で一つの音楽を作り上げる オーケストラ 指揮者を中心に105人のそれぞれ ちがう人が集まって
     
    いきなり、シャワーの入り方から始まって・裸の人間を描くところがおもしろいです 服の着方もさまざま

    一人一人違う人間が 集まって それぞれの楽器で 奏でる音楽

    人物描写がおもしろいです!

    途中でオーケストラの演奏者だと分かりましたが・・・・・・  
    描き方が うまいです  引きつけられます。

    オーケストラの演奏者は  指揮者を中心に 楽譜をみてそれぞれの楽器で奏でるのです 

    すばらしい!  みんなが一つになって初めて 感動を与えるすばらしい音楽になるのですね
    感動します! オーケストラの音楽に ♪
    タイトルがいいです

    105にんの すてきなしごと  すばらしい仕事です!

    投稿日:2015/10/24

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  • 音が聞こえるようでした

    • けいご!さん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子15歳、男の子11歳

    105にんのすてきなしごとというタイトルから、105種類のしごとが紹介されているのかなと思ったのですが、その想像は、見事にうらぎられ、なるほど!っと拍手を送りたくなる結果でした。
    読み終わると、オーケストラというお仕事のすばらしさを感じずにはいられません。全員の心が一つにならなくては、このお仕事は成立せず。楽譜通りにひけたからといって、全員が美しい音色を心をこめて奏でなければ、すばらしい芸術は生まれず、観客の感動は得られない。とってもたいへんな、そしてやりがいのあるお仕事だと、あらためて思いました。
    それと同時に、このお仕事をこなしているひとりひとりは、私たちと同じふつうの生活をしていることにも気づかされます。すばらしい才能を持っている彼らでも、仕事に出かける準備をする姿は、私たちと大差はありません。そこに読者はかなりの親近感をもつのではないでしょうか。
    これから将来、どんなお仕事をしようかと、思いめぐらしている子どもたちに、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

    投稿日:2015/01/26

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  • 音楽が聴こえてきそう

    オーケストラの楽団員の人達が、演奏を始めるまでの様子を
    描いた絵本です。不思議な気分になりました。オーケストラの
    見せ場と言ったら、そりゃあ演奏している時ですもの。
    それが描かれていないなんて、と。
    でも、素敵でした。なんにも楽器の音はさせていないのに、
    読んでいる間ずっと音楽が聴こえているようでした。
    オーケストラに所属している人達っていうのは、もうそれだけで、
    普段の暮らしも楽器を奏でているようなものなのかしら?
    豊かな気持ちになりました。
    いつか、娘を連れてオーケストラの演奏を聴きにいきたいなあ。

    投稿日:2013/09/27

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