新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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10件見つかりました
おさるは みなみの島で生まれて 山や川があり友達と仲良く暮らしているのです 海の向こうから ウミガメがやってきて向こうの陸の話を聞かせてくれます ビックリすることばかり そんな浜辺に おさるのおうさまがやってきました そこでおさるはおうさまのことを知ろうといろいろ考えるのですが なかなか相手のことが分からず・・・・ お母さんに聞こうと 浜辺に連れていくのですが おうさまはもういませんでした おさるのお母さんはなかなか いいこといいますね 流石 お母さんです! おさるは おうさまのことを考えます なかなかかしこいおさるです 相手のことを知るということは 難しいかもですね
投稿日:2024/06/15
自分がある子/人と仲良くなりたいと思っても、うまく相手と心が通じなかったり、適切な距離をとることができないことは大人になってもあります。まだ、他者理解や「察する」文化に未熟で、言語発達も十分でない子どもにとっては大人以上に「難しい」と感じることが多いのかもしれません。そのような「人との付き合い方の難しさ」をおさると人形のメタファーでとてもうまく描いたお話だったと思います。
投稿日:2024/12/10
文章は少なく、次にどんな言葉が出るのか知りたくて早読みで読みました。ちょっとなにを言おうとしているのか知りたくて何回も読みました。 ”人の気持ちをわかってあげるのは、とても難しいことですね。きっと僕も、なんだこいつは、と思われているに違いありません。”と、あとがきにあったのが、言いたかったのかなあ?・・・・・・・・・・ 王様には、誰にでもなることがあるし、私は素直にわがままが言えるといいなあと思っています。
投稿日:2018/02/15
私も息子も大好きなおさるシリーズ第5作目は、島に流れ着いたおさるのオモチャ「おうさま」のお話です。 勿論、おさるのぼくはオモチャということが分からず、一生懸命おうさまが気に入りそうな物を集めてきますが、おうさまは気に入りません。 この繰り返し出てくる「だけど、おうさまは きに いりません」のフレーズが、息子にはとても面白かったようです。 その後、前作で生まれた妹が登場しますが、この妹も何をやっても気に入らず泣いてばかり。まるで王様のようだとおさるは思います。 お母さんの言う通り、誰もが王様のようなところがあるのかもしれません。 王様でなくても、人の気持ちを分かってあげるのは難しいものですね。 ほんわかした文章ですが、なかなか奥が深いです。 挿絵も、おさるの可愛らしさになごみます。 最後、お母さんが近寄ってくるカニをポイッと投げている場面もすごく好きです。
投稿日:2015/04/17
海岸に流れついたおさるの人形を、 おさるは「おうさま」だと思い込んでご機嫌をとろうと頑張ります。 もちろん、反応はありません。 息子は「だって人形なんだもんねぇ」とニヤニヤ。 親は、予想と全然違うお話しに衝撃を受けました。 こんなにかわいい絵のお話なのに、 考える余白がありすぎて、読み終わって、落ち着かない感じがします。 こんな成功するはずの無い、物悲しい挑戦を、 かわいいおさるにさせようと考えるとは、この作者はなにを考えているんだ・・・ でも、なんだか、気になるというか、面白いんです。 好き嫌いはあると思いますが、一度試していただきたいと思います。
投稿日:2013/01/22
娘が図書室から借りて帰ってきた本なのですが、読み始めるなり、真剣に、夢中になって読んでいました。島に流れ着いた「おうさま」のご機嫌をとるのに苦労するおさるのお話ですが、子ども向けの本によくある結論がはっきりした話ではなく、余韻の残る話です。小学生なりに考えさせられるところがあったのか、くりかえし見直していました。絵もシンプルで、可愛く、とても良い本だと思います。
投稿日:2012/03/02
ある日、海岸で見つけたおさるのおもちゃを王様だと思い込み、おもてなしするお話。 何をやっても気に入らないかのように手を叩く王さまにお手上げ。 読んでいて私は思いました。 息子もそんな時期があったなぁ。 息子は読みながら笑っていますが。 そんなわけでお母さんの一言に私は思わずうなずいてしまいました。 息子も2歳の妹がいるので、理解できているようです。 童話ですが、全てのページに絵があり、1行2行だけの文章ですので、厚めの絵本といった印象で、あっという間に読み終えました。
投稿日:2011/07/04
いとうさんのおさるシリーズは親子でお気に入りです。 今回はおさるの島に「おさるの王様」が流れ着いてきます。 何をしても機嫌を直さない「王様」の姿と、奮闘するおさるくんに 大人の私は苦笑してしまいました。 そりゃ、おもちゃですから何をしてもどうにもなるものではありません(笑) でもそれだけで終わらないのが、いとう作品のよさです。 その様子をこどもからきいたおサルのお母さんの台詞。 「おかあさんはあなたも、あかちゃんも、王様に思えるときがある」 は深いですね。。。 社会のなかで人と付き合うことについて、大人の私は考えてしまいました。 理解できない行動に遭遇することも多々ありますから。 今は、子供たちはこの本の本質まではわからないかもしれませんが いつかまた大きくなって手にとったとき 「そういう意味だったのか」と気づいてほしいですね そしておサルのお母さんのように、ゆったり構えてほしいです。 のんびりとした雰囲気の中に味わいのある一冊でした。
投稿日:2010/12/12
だいすきないとうひろしさんのおさるシリーズです。 ある日、おさるの島にさるの人形が流されてきます。 おさるがその人形をおさるのおうさまだと 思い・・・ 子供達は「おさるの人形なのにね〜」と2人で話をしながら 楽しく見ていました。 私はいつもこのシリーズを読むたびに こういうゆったりとした時間を子供たちと過ごしたいな。 と思って読みます。 絵も可愛いしお母さんがほんわか温かい。 人はみんなおうさまなんだろうなっておさるのお母さんに 共感しました。 子供達にはもう少し大きくならないとお話の中のおさると 一緒で本当の意味はわからないかな。 私が大好きな本の1冊です。
投稿日:2009/02/26
古本屋で、いとうひろしさんのお作ということで、買ってみました。 まず、ぱらりと開いてみて、そこにあった言葉。 このひとは、なんでこんなにないてんだろう。 あのひとは、なんであんなにおこってんだろう。 ひとのきもちはよくわからないから、おさるのきもちならとおもったんだ。 だけどやっぱり、てごわいてごわい。 …なんだかこの本、一筋縄ではいかない予感。 読んでみて、ますますそう思いました。 島に住んでいるおさる。 ある日、「おさるのおうさま」が、やってきた。 でも、彼の言うことは分からない。 彼が何を望んでいるのか分からない。 逃げ出したおさる。でも、妹と遊んでいて、妹もいきなり「おうさま」みたいになっちゃった。 おかあさんがやってきて、おっぱいをあげたらぐっすりねちゃったけど。 おうさまみたいな妹を寝かしつけることが出来たお母さんなら、 「おさるのおうさま」の気持ちが分かるのかもしれない。 でも、おうさまは、波にさらわれて、どこかへ消えてしまった… 自分ではない、他者の気持ちについて、思いをはせるおさる。 このおさるに、自分を投影させる人、多いのではないでしょうか。 「ひとの気持ち」って難しい。 でも、おうさまの気持ちを思い、どうすればよかったのかな、と考えるおさるを見ていると、 これから、どんな人に出会っても、なるべくその人の気持ちに寄り添えるようになれればな、と思わずにはいられなくなりました。 子供の本って、本当に侮れない…。 しかし、この本の、最後の言葉も面白いです。 ひとのきもちをわかってあげるのは とてもむずかしいことですね。 きっとぼくも、なんだこいつは、とおもわれているにちがいありません。 あはは。いとうひろしさん、あなたは本当に面白い方ですね。 いっぺんで、好きになりました。
投稿日:2006/04/17
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