気持ちのいい春の日。
さっちゃんはよこれたノラネコに出会います。
ネコは真剣に「名前をつけて」とさっちゃんにお願いします。
さっちゃんは名前がないってどうゆうことか想像します。
・・・・・・・
そしてノラネコに名前を付けてあげることにします。
願いがこもった名前を考えてあげるのです。
さっちゃんの気持ちの変化がいいです。
気持ちの良い春の日でごきげん。
よごれたネコと出会い、ちょっと嫌な気分。
暗くさむ〜い気分になったり、
適当でいいかげんなさっちゃんになったり、
ネコにぴったりの名前を一生懸命考えて、
何度も名前を呼んであげて、あたたかな気分で終わります。
呼んでいる私も優しい気分になれました。
子どもと一緒に名前についてお話するのに
ピッタリの絵本です。
子どもが生まれる時に
一生懸命名前を考えたことを思い出します。
子どもと一緒に読むのにとってもいい絵本だと思います。