話題
たべもののまちABCity

たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)

A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!

  • かわいい
  • 学べる
  • 全ページ
  • ためしよみ

いしをつんだおとこ」 みんなの声

いしをつんだおとこ 文・絵:あきやま ただし
出版社:ハッピーオウル社
税込価格:\1,540
発行日:2014年04月
ISBN:9784902528510
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,939
みんなの声 総数 9
「いしをつんだおとこ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

9件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 居場所、仕事、仲間

     あきやまただしさんの、今までとは違う作風にまずは驚きました。

     石を積み上げて塔をつくる 元・絵描きの男の一生が描かれています。

     人には居場所と仕事、そして応援する人、共に歩む存在が大事なのだと思いました。それらが仕事と結びつく時、人は幸せです。満足して一生を終えた男の穏やかな顔が印象的でした。

     この絵本を読んで、『シュヴァル 夢の宮殿をたてた郵便配達夫』(「たくさんのふしぎ」2003年2月号)を思い出しました。これはノンフィクションですが、同じように石を積み上げて一人で建物を作った人の話です。こちらも併せて読んだら興味深いと思います。

    投稿日:2016/01/06

    参考になりました
    感謝
    1
  • 激動の人生

    このお話は、ホームレスから自分の家と仕事を手にした男のお話でした。ホームレスの男は自分の寝床を作っていただけなのにそれがみんなから注目されるイベントみたいになって、それが仕事になって。そして顔家族もできてとっても幸せな一生を送っていました。なんか夢があって素敵なお話だと思いました。

    投稿日:2015/02/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • 何と素晴らしいお話なんだろう。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    親子の関係には血の繋がりは関係ないんですね。自分にとって仕事って何だろう、そんな事を考えさせられた本でした。出来るだけ多くの人に喜ばれる仕事がしたい。そう思いました。静かに生涯をとじた男にとって積み上げ続けた石の塔は彼の生きた証そのものです。

    投稿日:2014/11/26

    参考になりました
    感謝
    1
  • そういうことなのかもしれない

    • らずもねさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、男の子8歳

    あきやまだたしさんの絵本だけど、
    ずいぶんと雰囲気がちがうなぁと思わず手に取りました。
    石を積み続けたおとこの人のお話。
    まわりから
    たすけられ、もとめられて石を積んだ男。
    石を積むこととがしごととなり生きがいとなったことをふりかえり、
    案外そういうものなのかもという言葉が深いなぁと
    ため息が出ました。

    そういうものだったら何だか幸せだなと感じました
    働くってなんだろう?
    仕事選びって?何がしたいのかわからないなという
    少し大きくなってきた子供たちの焦りに
    ゆったりと前を向かせてくれるよう絵本です。

    投稿日:2018/05/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 生きがい

    家もなく、貧しい男がホームレスになった時に、冬の寒さをしのぶ場所がほしくて、石を積み上げて行きました。石を積み上げる男の噂が広がって人々からの温かいまなざしが、読んでいても心地よかったです。一度は、倒れてしまった塔を、図書館に通い建物について書かれた本をたくさん読んで、崩れない石の塔を作る為に毎日勉強していく姿に幾つになっても諦めないでやりとげる男がかっこよかったです。町の人々の応援もあり、塔を造るのが仕事になり、男の生きがいになり、身寄りのない男の子の父親になって、男の一生が描かれていました。仕事を持つことの意味、生きがい、家族がいる幸せ、人々との交流、男はとても幸せな一生だったと思いました。生きている限り、やっぱり生きがいってとても大切だと思いました。

    投稿日:2017/10/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • あきやまただしさんの作品です
    今まで読んでいた絵本とはずいぶん違います
    いしをつんだ男の人の 人生が描かれています。  絵描きの男が、お金もなく住む家もなくなったとき 石を積んで家の代わりにしようと考えたのが始まりですが・・・・ いつしか 石をどんどん積み上げて 人々から「げいじゅつてきだねえ」といわれるのです
      
    そして積み上げた塔が大雨でくずれ落ちた時・・・・ショックを乗り越え 男は 崩れない石の塔を 勉強して 考え もう一度作るのです!
    男の、粘り強さ!

    この男人は このとき自分の仕事をしり  頑丈な塔を作ることが生き甲斐となるのです
    ねばり強さ 前に向かう生き方はすごいな〜
    人々はその男の姿に 感動して支援する人も現れるのです
    人々にも夢を与え 巻き込んだ男の姿に 感動します!

    そして 身寄りのない男の子と一緒に石の塔を作り続けて・・・・なんと80歳にもなったのです
    男の子も大人になり とうとう 石の塔が完成するのです!
    完成した塔を見上げて 自分の人生を振り返るシーン 何とも感動的です
    自分の仕事って・・・・
     
    男は、 自分がづっと積み上げてきた幸せな人生を送ったように思えました   
    あきやまさんの人生を重ね合わされたのでしょうか??

    投稿日:2015/03/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • ひたむきさが伝わってくる一冊

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子と読みました。

    住むところがなくて、
    ひろばに石を積んだ建物をつくり、
    雨風をしのごうとした男。

    最初につくった建物ではすぐに倒れてしまい、
    図書館へ通い、丈夫なつくりにするための研究をして、
    小さな男の子まで引き取り、
    町の人たちも見方につけて、
    長い年月をかけて、塔をつくっていきます。

    なかなか実際にはないようなお話ですが、
    あきらめずに、ひたむきに、
    何かにうちこむことの素晴らしさが、
    ジーンと伝わってくる一冊です。

    投稿日:2014/11/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 今までのあきやまただしさんの作品と異質な所に戸惑いと不思議さを感じました。
    売れない絵かきにとって、塔をつくることがライフワークになったとき、男は絵を棄てたのでしょうか?
    塔をつくることが、生きることの象徴なのだとしたら、生きがいと生活との距離感を埋めるものが見つからないのです。
    男は『息子』に塔づくりを委ね、完成した塔は、人々の賞賛を集めます。
    これで良かったのだと思うのですが、あきやまさんは、それで良かったのでしょうか。
    深読みすると、人生を単純化し過ぎたようにも感じました。

    投稿日:2014/07/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • あきやまさんのこういうはなし始めて!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子14歳

    あきやまさん自身に何か今まで違うものを作りたい。というのがあったのでしょうか?
    これまで読んできた作品とはかなり質が違うものでした。どちらかというと芸術的なにおいがしました。
    大人の男の人の描き方もあきやまさんの個性が出つつ、また違った印象で素敵でした。
    「石」に一生をかけてた男の話。生活は大変だったでしょうが、こういう人生もいいかもね。と、思えるものが伝わってきました。

    ハッキリしていて見やすいので読み聞かせにもお薦めです。
    将来の進路のことを漠然と考え始める小学校高学年以上から、
    もちろん、進路が現実的になってくる中学詩高校生のお子さんたちにお薦めします。

    投稿日:2014/05/14

    参考になりました
    感謝
    0

9件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



いくつのえほん掲載絵本児童書一覧

みんなの声(9人)

絵本の評価(4.4)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット