好き嫌いの激しい妹に、なんとかして野菜を食べさせようとするお兄ちゃん。
そのなみなみならない苦労が、あんな素敵な発想を生んだのでしょうね。
お兄ちゃんが、思いついたユニークな名前。
「それは、にんじんじゃないよ。
はるばる木星から届いた“えだみかん”だよ。」
すると、あんなに食べないからね!って言ってたのに、
食べちゃった!?
名前を変えただけで、嫌いな食べ物が、
食べられるなんて、絶対ありえないと思うけど・・・
でも、お兄ちゃんの発想がすごくて、
思わず、「これだったら、食べられるかも・・・」と思わせてしまうところが素晴らしいですよね。
幸い、娘は「嫌い」と言いつつ食べてくれるので助かっています。
野菜などの写真を使ったコラージュが楽しく、
野菜の嫌いな子も、そうでない子も楽しんで聞けるおはなしです。