面白い絵本です。
そのまま普通に読んでも、各ページで楽しませてもらえますが、実はちょっとしたクイズ絵本になっていて、作者からの挑戦状を受けて、何度も読み返し楽しめる内容になっています。
西村さんの昭和30〜40年くらいを意識したような街作りが、すごくよかったです。
自分のとっても小さい時、お正月などになると近所の広場に獅子舞や祭囃子のおじさんたちがやって来てなんだか踊ってましたっけ……。
そういえば“ちんどん屋”も、今は生で見たことのある子どもたちはいないんじゃないでしょうか?
小学生くらいのお子さんでももちろん、楽しめると思いますが、この作品、意外とこういう時代に子どもだった人たちの方がハマるかもしれません。
ちなみに私はクイズも挑戦してみようと頑張りましたが、全問正解はできませんでした。
意外と難しいです。