「いたずらかいじゅうのたんじょうび」 みんなの声

まるで、うちの娘達を見ているかのようでした・・・。
なかなか、お友達に自分のお気に入りの物を貸してあげられないんです。
お誕生日のプレゼントでもらったばかりのものなら、なおの事です。
お誕生日パーティーで、しっかりお兄ちゃんになったビリー。
ろうそくは1本だから1才なのかなあ。偉いなあ。
怪獣のお話だけど、このシリーズは本当にためになる。
単純にカラフルだし、楽しい内容でもあるので、親子で大ファンになっています。

だれだって、おもちゃを独り占めしたいものです。
おやつだって、お母さんのことだって、独り占めしたいです。
でも、みんなで一緒なのが楽しいと気が付けば、分け合うことができるようになるのですね。
そんな子どもの成長の瞬間を見られると幸せですね。
　
カラフルな明るい絵で、かいじゅうたちの個性がきらりとしてます。

このど派手な色遣いにびっくり！！
私好みの挿絵ではないけど、息子が折角図書館から
借りてきたので中に目を通しました。

今日は、いたずらかいじゅうビリーの誕生日。
ビリーの行動や言動はまさに子どもたちの世界そのもの！
やっぱり、新しくもらったばかりの物って
誰にも触らせたくないよね〜
わかるけどさ〜、１人で遊ぶのは悲しいね！

子どもたちも読み進めながら、
「やっぱりさ〜、１人で遊んでたらつまらんよね〜」
「お友達との方がいろんな遊びできるもん！」
普段の自分たちの悪たれを反省しつつ、
お友達のありがたさを再確認できたかな？？

私はやっぱり、この奇抜な色遣いと
怪獣達のも表情に目がいきっぱなしでした。
それだけ、インパクトがあって
注目しちゃうって事なのかな？？

自分の誕生日パーティ、家族や友達に囲まれて楽しいはずなのに
ビリーったらもらったプレゼントで皆と遊びたがらないし、
一体どうしたらいいんでしょう？
でもやっぱり一人だけで遊ぶのはつまらない。
本当に自己中心型のビリー。遠慮が無くて。
周りが温かい目で見守っているのがいいですね。
お父さんもお母さんも「こまった〜」って陰に隠れて
見てるんですが結局ビリーは気づいてくれます。
ちょっと不気味なイラスト？ですがインパクトは充分。

楽しいはずの誕生日。でもそれを楽しくするのも、つまらないものになってしまうのも自分次第。
まさにそうなんですよね〜。そして自分で気付くしかない。
子供の成長ってまさにこんな感じだなあと思ってしまいました。

息子は、なかなかド派手な色使いの怪獣たちに心奪われたようでした。

いたずらかいじゅうびりーから読んでからこの本を読んでるのですがビリーの誕生日にプレゼントをもらうのですがお友達に課さずに自分だけで使うところは小さい子供のよくある行動だと思います。
でもだんだん一人ではつまらないと思ったりおねえちゃんから
もらったプレゼントでは一人では遊べないのでみんなを誘ったり
最後にはお友達に自分にもらったプレゼントを貸すところは
一歩成長したビリーが出ててよかったです。
子供達のその時々の成長を確認できるのでいいと思いました。

”きもかわいい”とでも言うのでしょうか・・・
なんともへんてこな、かいじゅうの表紙に興味を惹かれ、思わず借りてしまいました。

いたずらかいじゅうビリーは、まさにうちの子そっくり。
きっと、大多数のお母さんが、そう思うのかもしれませんネ。
そんな意地悪ビリーが、ちゃんとお友達と仲良くできるようになって、嬉しそうというより、ビックリしている家族の表情が印象的です。

もっと、おどろおどろしいお話かと思いましたが、とても読みやすい、お話でした。

きっと、この作者、ハッチンスも、自分のお子さんが、いたずらかいじゅうで、”どうなることか・・・”と思ったことがあったんでしょうね（笑）