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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

  • かわいい
  • ためしよみ

しらんぷり」 みんなの声

しらんぷり 作:梅田 俊作 梅田 佳子
絵:梅田 佳子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,650
発行日:1997年
ISBN:9784591054253
評価スコア 4.84
評価ランキング 134
みんなの声 総数 18
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  • 何かのきっかけに

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    はじめてこの本を手にしたとき、その重さに驚きました。
    そして本を読み終わって、今度は内容の重さをしみじみと感じました。

    これを読んだ子供たちは何を感じとるでしょうか。
    テーマはイジメです。
    いじめを見て見ぬふりをする「しらんぷり」
    これも立派な加害者であるということを、見せつけられます。

    正しいことは何か。
    ほとんどの子どもたちはそれを分かってはいるはず。
    いじめに遭遇したとき、この本を読んだことがきっかけとなって、少しでもいい方向に行動できるとしたら。
    そんな願いをせずにはいられません。

    親の言動もまた同じ。
    子どもたちの小さなサインを見逃さないようにしなければと感じました。

    投稿日:2009/07/04

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  • いじめなんて、なくなってほしい!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    白黒で表された、とっても厚い一冊。
    内容の重大性を、その本そのもので表しているようでした。

    クラスでのいじめ、それは、ほんの些細なことから始まる。
    それを見たら、どうしたらいい?
    注意したいけど、そんなことをしたら、今度が自分に降りかかってくる。だから知らんぷり。
    それはよくないこととわかっているけど…

    なかなか、答えの見えない世界です。

    どうしていじめをする人がいるのでしょうか?
    その原因をたどると、また違った世界が見えてくる。

    絶対してはいけないことなのに…
    負のスパイラル、どこかで断ち切る勇気が必要です。

    投稿日:2008/11/16

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  • こころに響きました

    この絵本は前々から気になっていました。
    タイトルが心惹かれていたのです。
    しかし、厚みと重さが難点でした。

    思い切って借りてみると、短い文章と白黒の絵が飛び込んできます。
    息子に読んで、時間は30分を越えました。
    でも、子供が一人でページをめぐりながら読んでいくには最適な絵本ではないでしょうか?

    「いじめ」をずばり物語っている作品ではなく、いじめられている子を見て見ぬふりをする知らんぷり。
    それがまさにこの絵本の内容でした。
    時に主人公はふとしたきっかけでいじめっ子のメンバーに巻き込まれたりします。
    そのとき友達は、フェードアウトするように離れていきます。
    でも、難を逃れたとき・・・またいつものメンバーは元に戻ってきます。
    結局知らん振りに戻るのです。
    しかし、主人公は最後まで悩み、卒業式の予行練習で思いをみんなの前で話します。
    それはうまくいったわけではありませんが、心のつかえがとれ、ほっとしたように感じました。

    なかなか主人公のように行動するのは難しいでしょうが・・・
    小学生の中学年以上の子には読んでほしいなと感じました。

    投稿日:2008/10/31

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  • 大人も読んでもらって下さい

    10年も前に出版されているのに、つい最近までこの存在を知りませんでした。読んでいただき40分、考えさせられながらもドラマを見ているようでした。
    5・6年生〜中学生に読み聞かせたいものと思いますし、実際に実践された方の報告では、身につまされたものもいたようです。

    厚さ1、8cm、219ページ、読み聞かせの所要時間4〜50分。
    童話としてまとめたらもっとスリムになったのでしょうが、そこが作者の梅田さんの熱いメッセージなのでしょう。モノクロの絵を見つめ、話しに耳を傾けること。大人も自分で読む前に、ぜひどなたかに読んでもらってほしいと思います。

    投稿日:2007/11/19

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  • 最近のいじめ問題に

    世間でいじめが、多発していますが、是非、読んでほしい作品です。いじめている人は、絶対に悪いけど、それを、見てしらんぷりする人は、同じぐらい悪い。いじめの攻撃・・。目線とか・・。最近のいじめってこんなかんじかな・・って思いました。読み終わった後、大人の私が怖いと思った作品でした。

    投稿日:2006/12/01

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  • ぜひ、読んでほしい本です。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、男の子6歳

    ♪kaori♪さんのブログで知って、うちの子には絶対に早いと思いましたが、一度読んでみようと思い、手に取りました。

    いじめって、すごく重いテーマだと思います。
    誰だって避けて通りたい。それが正直なところではないでしょうか。
    私の子供のころも、そうでした。
    その頃の事を思い出しました。

    確かに、大きさと厚さがかなり高いハードルになると思います。
    大人の私でも、手に取るのに、ちょっと躊躇いがありました。(本当に、果てしなく厚く感じられるんです)

    でも、読んでみると、そんなことが気にならないくらい熱中しました。
    ぜひ、読んで欲しい本だと思いました。

    うちの子には、もう少し大きくなってから、教えてあげたいと思います。

    投稿日:2006/11/14

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  • 高学年、中学生に読んでやりたい!

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子12歳、女の子10歳、女の子5歳

    絵本にしては、かなり分厚い(何と!219ページもあります!!)んです。
    そのために、我が家に何年も前からあったのにもかかわらず、読んでみる勇気がなく、眠っていました。
    ひょんなことから、doll kaoriさんのブログで話題になり、先日、父の日に(関係はないんだけど・・・家族全員が揃っていたので・・・)読む決心をしました。

    テーマはいじめ。
    しかも、表だっていじめてる張本人でもなく、またいじめられてる張本人でもなく・・・いじめを知りながら「しらんぷり」せざるを得ない、ぼくが主人公です。

    長男(中1)、長女(小5)、夫の聞いてる態度が、表情が、どんどん真剣になっていくのがわかりました。
    普段、読後の感想を聞いたりもしないし、自分からほとんど話すこともない、我が家の絵本タイムですが・・・この日ばかりは、かなり衝撃的だったようで、お風呂の中まで、会話が続きました。

    いじめは絶対しない!しちゃいけない!!
    たぶん、そんなことは、誰もがきっとわかってると思うんです。

    もし、自分のクラスに、そういう子がいたら、しらんぷりせず、いじめてる相手に、何か言ってやる!!
    と、強気な我が子たちでしたが・・・
    「じゃあ、もし、いじめてる相手が、年上の先輩だったら?!」
    と、つっこんだら、急に威勢がなくなってしまいました(汗)。

    デリケートな問題だからこそ、よけい、こういう絵本に触れ、考えてみる機会が必要だと、深く思いました。(この、分厚くて、内容も暗い絵本を、自分から進んで読む子は、まずいないでしょう!)

    一方、5才(年長)の次女には難しく、理解しがたい内容で、つまらなかったかもしれません。でも、年の離れた兄姉がいるせいか、かなりおませな次女。
    春にやったドラマ『女王の教室』の特別編(やはり、いじめのシーンがありました!)も、泣きながら最後まで見ていたんです。本人も知りたがるので、あれと照らし合わせて、少し解説してやりました。
    もう少し、大きくなったら、また読んでやりたいと思います。

    投稿日:2006/06/28

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  • 「しらんぷり」しないで。

    分類は児童書。でも、前ページにわたり、しっかりとストーリーにマッチした絵が描かれています。
    この本の弱点は、この厚さ。
    小6の娘が手に取らなかった理由も、そこにありました。今回、娘が読んだ感想をひとこと。
    「悲しいね。」

    テーマはいじめ。
    「しらんぷり」を決めた主人公の心の葛藤。いじめられた子、いじめた子の結末。そして主人公の決心。
    どれも短い言葉で心にずしっと響いてきます。
    最後、主人公のかっこ悪さは必要だったのか、どうなのか・・・。
    この本をただの道徳の本にしたくなかった作者の心が表れたのかもしれません。

    分厚くて面倒だからと、「しらんぷり」しないで読んで欲しい本です。

    投稿日:2006/06/19

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