てぶくろ」 みんなの声

てぶくろ 作・絵:いもと ようこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2014年10月
ISBN:9784061325913
評価スコア 4.7
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みんなの声 総数 92
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92件見つかりました

  • 心がぽかぽか

    かわいい〜〜〜キュンときました。
    手袋をめぐるあたたかいお話と、いもとさんの絵が本当にぴったり。
    子供のまっすぐで純粋な気持ちに「はっ。」と思わされ、
    心がぽかぽかになることがあります。
    この絵本は子供の純粋なまっすぐな気持ちがつまった絵本でした!
    さっそく息子と読んでみたいです。

    投稿日:2014/12/05

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  • 3歳8ヶ月の息子と読みました。

    ほっこりする、とてもいいお話し。
    おねえちゃんがとてもいいことを教えてくれます。
    手をつなげば、手袋よりあたたかい。
    手をつなげば、どんな人数でも手袋はひとつでいい。
    そして、世界中の人が(輪になって)手をつなげば、手袋はなくても大丈夫。

    そんなこと全く考えたことのなかった大人の私を
    はっとさせてくれる、かなり新鮮な視点でした。
    でも、とっても基本的&シンプルで上に大切で温かい視点。
    こういうことを大人は忘れがちになってしまうのですね。
    そんなことを気づかせてくれました。

    イラストもとてもステキです。
    たくさんの種類の動物たちが輪になって手をつなぐシーンにぐっときます。
    魚などほ乳類ではない動物たちもちゃんといたので。

    息子も楽しかったようです。
    彼の方がすーっと物語に入っていったようです。

    投稿日:2014/12/03

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  • 手をつなげばぽっかぽか

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    てぶくろがひとつしかなくてもぽっかぽかになれる方法とは手をつなぐこと!
    とてもすてきな方法だと思いました。
    去年の娘と私は思い返してみるとつないでいない手にてぶくろ、つないでいる手にはてぶくろなしというまさにこの絵本の状態でした。この経験をしている方は案外多いと思いますが、本当にあたたかいですよ。
    このお話を読んだら、今年も積極的にてぶくろなしで手をつなぎたくなりました。
    寒い今の時季、心までぽっかぽかになれるお話です。
    「そして、せかいじゅうのみんながてをつなげば…てぶくろはいらないのよ!」このラストがまた実にいいですね。幸せな気持ちになりました。

    投稿日:2014/12/01

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  • 優しさってアッタカイ

    • beeさん
    • 50代
    • その他の方
    • 福島県

    私は冬になると亡くなった父が私にしてくれた話しを思い出します。父が幼い頃育ったのは昭和の初期、決して裕福な家ではなかったそうです。当然、お風呂などは家には無くたまに行く夕暮れどきの銭湯が唯一の楽しみだったといいます。いつもの銭湯。5歳の冬。その日は冬の寒い最中で手がかじかんだのでしょう。てぶくろなんて当然ありません。父が手を冷たそうにしていると父の「母ちゃん」がギュつと手を握ってつないでくれたそうです。父は長男で「母ちゃん」とはほとんど手はつなげなかったといいます。たった一度の思い出。「母ちゃんの手ってこんなにあったかかったんだ...」そう話して涙した父の顔が今でも忘れられません。幼くして「母ちゃん」を亡くした父ですが、どんなてぶくろよりきっと「母ちゃんの手」は暖かかったのでしょう。そんな私も母になり子供は大きくなりました。今年も冬がやってきました。タンスからてぶくろを出すたびに父と私の祖母である「母ちゃん」との暖い思い出が私の心を包みます。

    投稿日:2014/12/03

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  • 憧れる温もり。

    • 真愛さん
    • 30代
    • その他の方
    • 北海道

     妹のお姉ちゃんへの「てぶくろかして」が片方のみならず両方と子どもの無邪気故のお姉ちゃんはどうなの?という事が伺えない欲求。
    それを無言で手を握るお姉ちゃんの機転の良さ。
    そこでてぶくろが無くとも温まる方法を知る妹。。しかも只体感の温かさだけではなく心まで温かくなる事に気付く。

     姉妹の温かな話に人間そのものの持つ欲望と可能性を秘めた願いの様なものを感じました。それが露骨ではなくやんわり伝えられる感覚になるのはいもとようこさんの持つ絵の優しさに包まれているから成せる技の様に思いました。

     タイトルの「てぶくろ」から「世界」へと広がる事で細やかと思える事でも積み重ねれば、願えばいつかは叶う。
     
     そう思わせてくれる一冊です。

    投稿日:2014/12/02

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  • つながること 受賞レビュー

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    0歳の時からいもとようこさんの絵が
    いつも近くにありました。
    ほんわかとしていて穏やかで絵本を読んでいる時間が
    とても幸せな気持ちに包まれる不思議な力を持っているような
    気がして大好きです。

    5歳の息子と読みました。
    寒い日に手が冷たくっておねえちゃんからてぶくろをかります。
    でもまだ寒いのです。
    そんな時「手をつなぎます」。
    親子でも子供同士でも日本人はある時から
    あまり手をつながなかったりぎゅっとしなかったりします。
    日本人的ではあるのですが
    少し大きくなった小学生の兄にも読んであげたいです。
    手をつなぐことでつながる温まる気持ちを想像できるでしょうか?
    たくさんの人と手をつながることの素晴らしさを感じるでしょうか?

    小さい子の絵本にしておいてはもったいない素敵な絵本です。

    投稿日:2014/12/01

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  • 心がほっこり

    寒い冬にはかかせないてぶくろ。かじかむ手をそっと温めてくれるてぶくろ。「てぶくろ」という題名だけで、心にほわっと温かみが生まれました。 でも、てぶくろよりもっと温かいものがあったのですね。それは、人と触れ合う温かさ。みんなで繋がる心の温かさ。自然と笑顔がほころびました。心温まるやさしい絵本です。

    投稿日:2014/11/28

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  • あたたかいお話ですね

    『てぶくろ』といえば、ウクライナ民話のてぶくろを思い出します。あの落とし物の手袋にあり得ないくらいの動物たちが入って暖まるお話。
    そして『てぶくろをかいに』。きつねのお母さんが最後に言う台詞が何とも意味深でした。

    このお話はうさぎ。 いもとようこさんらしいとてもかわいらしい絵で表現された、ひとつ手袋があれば、みんな輪になると手も心も暖かいというお話ですね。最初、どんどんつなげて横に広がり過ぎるとどうなるのだろうと心配で読み続けたら、輪になるってところがよかったです。
    みんな、特におばあちゃんの嬉しそうな顔が印象的でした。

    投稿日:2014/11/28

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  • 世界中の人が手をつなげば、、、

    うさぎのみみたんとお姉ちゃんで、1つの手袋を分け合って手をつなぎます。おばあちゃんも加わっても手をつなげば寒くない!

    もう少し、人数が増えても、、、やっぱり手袋は1つでいいのです。

    世界中で仲良くなれたらいいなと思える、心がほっこりする絵本でした。いもとさんの優しい絵も、この内容にすごく合っていますね。娘も楽しそうに聞いていました。

    おすすめです。

    投稿日:2014/11/28

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  • 手をつなぎたくなる☆ 受賞レビュー

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    いもとさんの絵はいつでも可愛く温かみがあります、雪の降る場面でも。
    ニコ〜っと大きな口で描かれたキャラクターたちを見ていると
    自然とこちらまで微笑んでしまいます。
    新聞の投書をもとに作られたという絵本。
    だからでしょう、身近な場面でのやりとりは、想像がしやすく、
    とても心に響く物語だと思いました。

    寒い雪の日、みみたんはお姉ちゃんにてぶくろを貸してと言います。
    片方のてぶくろを借りて、もう片方も、とみみたん。
    おねえちゃんは黙って手をぎゅっとつなぐのです。
    差し出された手の温かさに驚くみみたん、
    迎えに来たおばあちゃんとも手をつなぎ、姉妹の真ん中にしてあげます。
    さらに気づくのです、両端の人がてぶくろを片方すればいいのなら
    たくさん人が増えても、手をつなげば、てぶくろはひとつでいいのだと。
    「そうよ!」とみみたんを心強く肯定するおねえちゃん。
    おねえちゃんは最後に世界中のみんなが手をつなげば、
    てぶくろはいらないとも言います。

    何気ない一コマから始まり、
    世界が一つになることも願うラスト。
    話の流れも絵も、とびきり優しいです、
    スッと心に染みました。
    てぶくろなんていらないよ、みんなで手をつなごう。

    うちにも幼い姉妹がいます。
    読みきかせたら、娘が、なぜ最後てぶくろがいらないのか聞くので
    娘2人と私で手をつないで輪を作りました。
    「ほら、てぶくろ、いらないよね?」
    すると娘は「ママの手、あったか〜い!」と。
    絵本を囲んで笑顔がありました。
    きっとみなさんの心も温めてくれる素敵な優しい絵本だと思います。

    投稿日:2014/11/27

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