雪の寒い日に、てぶくろを持っていなかった
”うさぎのみみたん”と、おねえちゃんのお話。
はじめていもとようこさんの作品を拝見させて頂き
寒い冬、雪を描いているのに
あったかぁいふんわりした絵に癒されながら
実は実際のエピソードをもとにした絵本とあり
なんて素敵なんでしょうと心躍りました。
大人からしたら
寒いときは
「ぽっけに一緒に手をいれるとあたたかいよ」
とか
「おててつないだらあたたかいよ」
とか
そのくらいしか考えられなかったのですが
この最後の展開には
「ああ!そうなのか!」
と驚かされました。
こんな素直な心が、気持ちが
一番あたたまるなぁ。
娘には
さむーい時は
ママとパパと手をつなごう。
そして、
大きくなったら
みみたんのお姉ちゃんみたいに
いつかできる弟か妹に手をつないであげられるような
お友達がさむいよーって言っていたら
「みんなで手をつなごう!」
「手をつなげばあたたかいんだよ」と
手を差し出してあげられるような
心やさしい子に
なってくれたら嬉しいなぁ
自分だけじゃなくって
みんなのことが考えられるようになる優しいお話です。
ちなみに。
雪国に住んでいるのでてぶくろは必需品。
今年娘はてぶくろデビューです。
まだ1歳ですが、読み聞かせしていると
娘のあだ名と”みみたん”が似ているので
喜んで反応していました☆
大きくなってくとこれまた違う反応してくれるんだろな♪
毎年冬に読んであげたい絵本です。