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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

あかり」 みんなの声

あかり 文:林 木林
絵:岡田 千晶
出版社:光村教育図書 光村教育図書の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2014年12月
ISBN:9784895728812
評価スコア 4.8
評価ランキング 339
みんなの声 総数 58
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58件見つかりました

  • おかあさんの思い!

    全頁試し読みで読みました。お母さんの手つくりのろうそくは、おかあさんの女の子を思う気持ちが溢れていて、ろうそくは、おかあさんみたいに女の子を見守っているように思いました。女の子が生まれた日に初めて灯されたあかりが、とてもやさしくまわりを包みこむやさしさに包まれていると思いました。女の子が大きくなってお嫁さんになって家を出た時にも持参されて、最後まで使い切ったろうそくも幸せだったと思いました。おかあさんの女の子の幸せを願う気持ちが溢れていてとても素敵なお話でした。

    投稿日:2014/12/29

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  • 1歳の女の子の誕生日に初めてつけたろうろくのあかり。
    それからは、不安なときや何か嫌なことがあった時の心の支えでした。
    でも時がたち、ずいぶん箱にしまわれていましたが、ある日つけてもらいその最後のあかりをともしました。

    女の子の一生と重ね合わせて、心にじーんと響く余韻を残したいいお話しでした。
    作者が、「バナナンばあば」や「ふたごのたこたこウインナー」を書いた方なのですね。
    この二つはリズミカルで楽しい感じのお話でしたが、このお話はしっとりとこころに響くお話しでした。
    絵もとても素敵です。

    投稿日:2014/12/23

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  • ポケモントレーナーみゆきです。
    この絵本は、表紙から寂しさと暖かさ、両方感じるものがあったので、どんなお話なのか気になって、手に取ってみた1冊です♪

    ある夫婦の元に1人の女の子が生まれます。
    その記念にと、母が娘のためにろうそくを作り、素敵な夜にあかりを灯します。
    このろうそくの一生がここから始まります。

    ろうそくの姿を通して、様々な感情に触れることができます♪
    嬉しいと思う気持ち、もっと頑張らないと!と思う気持ち、他のものを羨む気持ち、切なくなる気持ち、暖かく幸せな気持ち。

    本人は気づいていないかもしれませんが、そこにあるだけで、いるだけで、誰かを支えているものですよね。
    そんな小さな幸せにも気付ける素敵な絵本です♪

    大人が読んでも楽しめます!
    是非読んでみてください♪

    投稿日:2021/11/06

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  • 大人な絵本

    詩人でもある林木林さんの作品ということで、興味を持ちました。絵を担当されている岡田千晶さんも、『だいすきのしるし』を描いている大好きな作家さんだったので、感激しました。
    一人の女の子の傍に、ずっとあかりを灯していたろうそく。その女の子が成長し、新しい家族ができた時も、そっと照らしてくれています。
    時が過ぎて、長い間忘れられていたろうそくでしたが、再開によって、自分の灯す小さな灯りを大事に思ってくれる人がいたことを知り、生まれてきてよかったと思うのです。
    女の子を自分と重ねたり、ろうそくを自分と感じたりできました。感慨深い大人な絵本だと思います。

    投稿日:2021/10/21

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  • 大切な絵本になりました

    林木林さんと岡田千晶さんのコンビの『ひだまり』『こもれび』3シリーズの最初の作品です。
    生きていくことが始まったばかりの赤ちゃん。それを見守る両親。このろうそくは、我が子の幸せを願っておかあさんが作ったもの。
    人間だから、生きていればいろいろあります。でもこの絵本と出会い、温かな光に見守られて大きくなってきたことを改めて気づかせてくれます。
    月が庭中を明るくするのと比べ、身の回りしか照らせない自分をちっぽけに思ってしまうろうそく。
    赤ちゃんはやがておばあさんになります。おばあさんはろうそくに語りかけます。「こわかった夜も、悲しかった夜も、あなたのあかりにみまもられて、どんなにこころづよかったことでしょう。おひさまよりも、お月さまよりも、こころのいちばんおくまでそっととどくのよ」
    ろうそくは、自分の灯す小さなあかりを大事に思ってくれる人がいたことを知り、生まれてきて本当によかった、と思います。そして最後の火は静かに消えていきました。
    この絵本をそばに置いて、心にあかりを灯し続けていきたいです。

    投稿日:2021/06/03

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  • あかりが寄り添う

    一人の少女が産まれてから年老いるまでを、ろうそくのあかりが見守る物語。
    お母さんが、子供の幸せを願って作ったろうそくが、人生の幸せな時、辛い時、寂しい時、様々な場面で、優しいあかりを照らしていたのが良かったです。
    お母さんが寄り添ってくれているような思いで、ろうそくを照らしていたのでしょうか。
    しばらくはしまわれたままの日々がありましたが、また最後にあかりが灯されたのが良かったです。
    こんな風に、子供が親のことを想っていてくれたら、と願うお話でした。

    投稿日:2020/08/04

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  • いつでもそばに

    主人公は、一本のろうそくです。
    物語は、生まれたばかりの女の赤ちゃんのため、そのろうそくに火をともされることから始まります。
    最初は、赤ちゃんのしあわせを照らすため。それがいつしか、赤ちゃんだった少女の不安や心配を和らげるために照らすようになり、その後は大人になった女性のしあわせを照らすようになります。
    ろうそくは自分の立場からしかものを見ないようで、勝手に不安になったり寂しくなったりします。自分自身が、成長してゆく女の子のよりどころになっていることを知りません。

    でも、それでいいのかもしれません。

    だって、今生きている私たちも自分のことに一生懸命で、自分が誰かのよりどころになっているかもしれないことには、気づいていませんから。

    投稿日:2019/02/14

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  • モノを照らすだけが「あかり」じゃない

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    今まで読んできた林木林さんの作品とはまた違った味わいのある作品でした。
    うまく言えませんが、一本のろうそくと一人の人間の一生を一緒に描いていくことで、
    モノを照らすだけではない「あかり」の役割がとても自然に見えてきました。

    1つ1つの言葉は優しく心地よかったです。
    岡田千晶さんの絵も素敵でした。

    とても素敵な作品ですが、主役が「ろうそく」なためか、作品全体の背景が暗いです。
    ですから、広い場所、大勢いるところで読み聞かせに使うには遠目がききません。
    子どもたちに紹介するなら、テーマを決めてブックトークで紹介するといいかもしれません。

    小学校高学年くらいのお子さんたちからお薦めです。

    投稿日:2017/09/24

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  • 大人むけの絵本

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    こどもの絵本っぽくない表紙にひかれ、全ページ試し読みで読みました。
    一人の人生に寄り添い、人生を全うしたろうそくが描かれています。
    赤ちゃんが生まれた時、最初にともされたろうそくが、嬉しい時、悲しい時、辛い時、その子の友として、心をあたため、ともに歩んできたと思ったのに、すっかり忘れられてしまう。
    それでも最後にまた戻ってきて、その子の心をあたためる。
    なんだかあたたかく、誰かにとって、このろうそくのようになれたらいいな。と思える素敵な絵本でした。

    投稿日:2017/07/20

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  • 子育てをしているお母さんへ。

    • よるさん
    • 30代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    大人のための絵本。
    私も手にした理由はタイトルが娘の名前と同じだったからです。
    少し長めの文章で読み聞かせの途中で娘は飽きてしまいましたが、私は途中で泣いてしまいました。
    ろうそくと一緒に1人の少女が産まれてから亡くなるまでを坦々と描いている作品なんですが、やはり少女が嫁いでいくシーンはぐっときました。
    この間、産まれたばかりだと思っていたのにもう年少さん。
    きっとこの家をあとにするまであっという間なんだと思います。
    娘の人生が少しでも良くなるように、このろうそくのように私も静かに見守って行きたいです。

    投稿日:2016/12/23

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