「カエルと王かん」 みんなの声

このお話は、仲良しの５匹のカエルのうち１匹が王冠を手にして態度が変わってしまい、次の日にはもう一匹が王冠を見つけて態度が変わって…と最後にはみんな王様になって家来がいなくなって、元の普通のカエルの戻るというお話でした。うちの子は途中からこの絵本の結末を予想していたみたいで「やっぱりこうなったか！」と言いながら満足そうに見ていました。

カエルのビクトールが

きれいに光る王かんを見つけました。

頭に乗せて水たまりの中をのぞくと

なんか立派になった気分になれたのです。

すっかり王様気分のビクトール

早速ふんぞりかえって他のカエルたちに

命令し始めたのです。

次の日マルクスも王かんをみつけ

同じように王様気分になりました。

このままどういう展開になっていくのか

いい方向にいけばいいなーと期待しました。

途中険悪なムードになっていき

お話の最初の方とは空気も変わりでしたが、

最後はハッピーエンドで安心しました。

山田真奈未さんの絵が可愛かったです。

なかなか　おもしろいお話しでした
カエルが王冠を見つけてかぶると　自分が王様になったような気分になり・・・・　他のカエルに命令するんです
そして他のカエルも　王冠をかぶったビクトールが立派に見えて　なんだか王様ばんざいという気分になるんですって

そして他のカエルも王冠見つけると同じように偉くなった気分になり・・・・　５人のカエルはみんな王様に
いばっても　だれも　家来がいなくて　・・・・

とうとう　王冠を池に投げ込み　もとのカエルに戻るのです
「ただのカエルバンザイ！」　だって

もとのカエルに戻ってはじめて気がつくのです
もとのカエルのほうが　ずっとたのしいと

なるほど　こういうことに気がつくカエルは偉いな〜
人間も同じですね　エライ人は　威張るんじゃなくてね
人間みんな　平等だと言うことを知っている人だと思います

哲学的なお話しでした　　

カタツムリも同じことに気がつくでしょうね！

王冠一つで、偉くみえるから不思議ですね。

マントも身に着けたら益々立派にみえるし、他のカエルたちも、

”おじぎをしたり”、王さま、バンザイ！”と、自然にしました。

王さまカエルは、当然のように威張ったりしました。

次々と、他のカエルも王かんを拾うと、５匹のカエル全員が、王さ

まとなり、家来がいないので、結局、全員が、「ただのカエル、

バンザイ！」と、なったもでした。家来がいないと何もすることのな

い王さまと王女さまでいるよりの、なんでも好きなことができる

カエルでいるほうがずっとずっと楽しいと思ったのです。

王冠をみつけたカエルは仲間に威張りだしました。すると、仲間は何と無くそれに従ってしまうんです。なんでやねん笑。
翌日には他のカエルも王冠を見つけて威張りだし、更にその翌日には・・・。
だから、なんで王冠一つでそんなに偉ぶるの？なんで従っちゃうの？不思議です、そこが面白いのですが。

従う方も従う方です。笑 何だかわからないけどそうしなければならない気がしただなんて、そんな主体性のない事では困るじゃないか。カエルが威張るのに飽きた頃、同じ様な事はカタツムリの間でも…。何とも奇妙で滑稽なお話ですね。