「そらからみると」 みんなの声

とても壮大な絵本ですね。
描かれている景色に大人でも圧倒されます。
子どもだけで読むのはもったいないくらいの内容です。

娘にとっては「そらからみてみる」という視点は初めてだったのでとても新鮮だったようです。
ページをめくるたび「わぁ！」と声をあげていました。

そしてこの絵本がすごいのは実際の景色が描かれているところ！
娘もスカイツリーのところは「これ、見たことある！」と嬉しそうに言っていました。

この作者の本を持っていますが、毎回すばらしいです。良く描かれてあるのでページをすぐにめくるのがもったいなく感じますね。普段過ごしているのとは異なる視線で街をみるなんて、それだけでもわくわくしてきます。しかも鳥が飛んでいるかのような構図なので、ほんとうに両手を広げて空から見下ろしている気持ちがします！

空の旅が楽しめるとっても素敵な絵本です。
いちょうと空から町や海や色んなものを眺めながら旅します。
景色が非常にきれいで、色鉛筆調の絵が優しく心に沁みます。
いつも空から眺めているわけではないのに、なぜか懐かしいような気分になりました。きれいで気持ちがスカッとするし、さわやかないい気持になります。
飛行機好きの息子は空から眺める景色に興奮しまくりでした。

いちょうの葉の飛んで行った場所が、表紙の見返しに載っていました。
裏表紙の見返しには、空の旅で知り合ったお友達と
どこで会ったかが、書かれていました。
本を読み終わってから、たどってみるとよくわかります。
空から見た景色が、細部まで丁寧にに描かれていて、素晴らしく、
いちょうの葉っぱと一緒に、旅をしたような気持になりました。

銀杏の葉っぱと一緒にずっと空の旅をしているような気分になりました。南の島の新島に学校があって、銀杏の木の葉っぱが、新島・利島・熱海・芦ノ湖・小田原・江ノ島・横浜・東京タワー・東京スカイツリー・と飛んでいきます・飛木稲荷神社でちょっと休んで、次の日にはまた空を飛んで行った銀杏の葉っぱは、ずっと続く旅は終わりがないのだろうか？と心配になりました。休ませてもらった銀杏の木も昔、遠くから飛んできてここに根を生やしたように、気に入った居場所がみつかるといいなあと思いました。素敵な空の旅を銀杏の葉っぱのお陰で満喫できました！

新島にあるイチョウの木から飛び立った葉が、東京の墨田区まで飛んでくるものかどうかは信じがたいのですが、たどり着いた先が飛木稲荷神社というところに、ただの空の旅で終わらない重さを感じました。
神社の御神木である大イチョウの伝承が、飛んできた銀杏の枝から始まること、このイチョウが太平洋戦争の時、東京大空襲の火を食い止めて人々を守ったことを、みねおさんは解っていて取り上げたのでしょう。
絵本の題材にもなったイチョウです。
ともあれ、ゆったりした空からの俯瞰は素晴らしいと思います。
楽しむだけでも良いのかも知れませんが。

絵がとっても上手で、本当にとんでいる鳥の気持ちになれる絵本でした。
雲の上、海、山、まちの風景、どれもとてもリアルで絵に見入ってしまいます。早く次のページを読みたい子ども達と、絵をもっと眺めていたいママでペースがかみあわない…。
飛んでみたいなぁ。と久々に思いました。

５歳幼稚園児の娘と一緒に読みました。
空に舞う葉っぱが主人公のお話で新鮮に思いました。
「そらからみたら」，まさに題名の通り空から見たイラストが満載で，親子で楽しめました！
横浜の観覧車に東京タワーにスカイツリー，我が家は現在転勤で地方に住んでいるので，その景色が懐かしくも思いました。
また，新たな地に行くことの冒険と出会いも描かれていて，共感する部分も多かったです。

空から見た景色も素晴らしいのですが、葉っぱが旅をする。
しかもそれぐらいなら他にもありそうですが、凧や風船やいろんなものと一緒に旅をする、という視点がとても新鮮でした。

大きないちょうの木の根元で休んで、また旅をしていく・・・というくだりも物語に深みを感じました。

細かい景色に私は「うわぁ！」となりましたが、息子の反応はいまいちでした。

そらからみると…と空を舞う主人公はいちょうです。
いちょうの葉のわりに随分遠くまで飛ぶんだなー、なんて思いました。こういういちょうもいるかもですね。
そらから目線で細かいきれいな絵で描かれていてよかったです。