新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ドングリ・ドングラ」 みんなの声

ドングリ・ドングラ 作:コマヤスカン
出版社:くもん出版
税込価格:\1,320
発行日:2015年02月12日
ISBN:9784774322667
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,773
みんなの声 総数 56
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

56件見つかりました

  • 「あかいひをふくしま」へドングリたちは旅立ちます。一体何をしにいくんでしょうか?
    普段かわいいかわいいと言っているリスですが、ドングリたちの目線から見上げるリスは怪獣のようですね!ドングリたちをつまみあげる様はなんて恐ろしい!…んですけど、「やっぱりリスさんかわいいね〜」と言って読み進めました。ほんとに、怖そうだけどかわいく描かれています(笑)
    寒い冬を越え、うららかな春の陽気に「うっかりめをだしてしもうた」脱落ドングリたちに思わず笑いながらも過酷な旅は続きます。荒れ狂う海を渡りやっとたどりついた「あかいひをふくしま」は森が焼けて何もなくなってしまった島でした…
    そう!だからドングリたちは過酷な旅を乗り越えて必死にやってきたんですね!
    穴を掘り土に埋もれるドングリたちの様子はなんだか死んでしまうみたいで切なくなりました。そして最後のページ、春が来て静かに芽を出すドングリたちにジーンときました。
    生や死が折り重なりながら続いていく生命のスケールの大きさを感じることができました。よくよくみると滑稽なドングリたちなんですけど(笑)
    4歳の子どもには物語の意味がわかったでしょうか?どのように感じたかはちょっと分かりませんでしたが、内容にも絵にも、とても惹きつけられたようでじーっと見ながら聞いていました。
    細かく書かれているのでドングリ一人一人をじっくり見るのも楽しいようです。もちろん大人の私もです。(密かに春のシーンの白いタンポポ、とても気になっています。)

    投稿日:2016/09/14

    参考になりました
    感謝
    0
  •  地球の環境問題の一つに砂漠化があります。原因はいろいろあるようですが、砂漠化を食い止めるには、木を増やす、緑化が必要です。

     この絵本では、どんぐりたちが自ら列をなして、火が噴き森が無くなった島へ出向きます。その旅はとても大変!苦労の末 島にたどり着くと、みんなは穴を掘り、その中に潜りこみ、葉っぱの布団をかぶりました。その地に根づき、芽をだすために。

     ユニークな絵本です。細かく書き込まれた絵を、楽しんで見ていましたが、そのうち、なんだか じーんとしてしまいました。違う土地に根を下ろし、生きていくって とても大変で勇気のいることだと思うのです。すごい使命感を感じました。仲間と一緒だから 大丈夫なのかな?

     裏表紙の絵から、どんぐりたちの勇気と想いが実っていることがわかって、良かった!と思いました。

    投稿日:2016/09/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • ドングリドングラって何の音?

    小学校での読み聞かせ会で、事前にタイトルを知らせて、おいたところ、ドングリドングラって何だ?っと大喜びの四年生。
    いざ読み始めると、絵本の世界に入り込み次はどうなるの?っと釘付けです。春を迎えて、うっかり芽を出してしまったところで大笑い。

    物語が終わりに近づく頃には一緒に「ドングリドングラ」と掛け声をかけてくれました。

    そして、最後まで読んで、なぜ火山が噴火した島に向かったのかがわかったようです。
    自然の仕組み、受け継がれる命についても学べる素敵で楽しいお話でした。

    投稿日:2016/09/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 動物が出てくる可愛い木の実のお話ではありません。
    読んでみて驚きました。
    どんぐりの冒険にしては迫力がありすぎて
    圧倒される勢いを感じました。
    細かいところまで詳しく描かれた絵ですが、
    よく見るとドングリも擬人化されていて
    個性豊かです。年齢、性別、人柄(とは言わないと思いますが)
    想像したくなります。同じドングリさんを探すのも
    おもしろいかもしれませんね。
    私は丸い顔で赤い服、黄色いマントの
    アンパンマンのようなドングリさんを探してみました。
    缶ジュース、発泡スチロールの箱なども船なんですね。
    迫力のある大冒険も最後はドングリらしく。。
    普段、私が見つけられない新しいジャンルの
    絵本でしたが、興味深く拝見しました。
    タイトルの「ドングリ・ドングラ」という言葉も
    ストーリーに適したかけ声だと思いました。

    投稿日:2016/09/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 壮大な計画。

    • まおずままさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子9歳、女の子5歳

    トチノミタロウが率いる、ドングリ軍団が噴火した火山の島を目指して旅を始めます。
    わらわらわらわら出てくるドングリ達の行列は圧巻です。
    序盤、ストーリーが見えずに、てっきりナンセンス絵本かな、と思いきや大いなる自然の力を見せつけられました。

    途中、「面目ない!気が緩んで芽を出してしもうた。」にはニヤッと笑ってしまいました。ちょっと武士っぽい・・・。

    投稿日:2016/09/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • 最高! 受賞レビュー

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    もう…おもしろすぎです。どんぐりがある目的のためにある島へと旅するお話です。あんなどんぐり見たことない!絵本に描かれているどんぐりはたいていかわいらしいものなのに、この本のどんぐりたちは…。実際に読んでみてほしいです。
    リスとの戦いや荒波の航海などなど、どんぐりたちには次々にピンチが襲い掛かるのですが、どのシーンからも目が離せません。リスとの戦いは映画の戦闘シーン並みの壮大さ。どんぐりから見たリスってあんなに怖いんですね(笑)。また、どんぐりが、途中で目が出てしまったと無念そうに謝るシーンには本気で笑いました。
    絵も美しく細かいところまで描かれています。子どもって何度も何度も絵本を読むし、大人よりも細部まで絵を見ているものなので、すごく楽しいと思います。
    このストーリーが人間だとしたらハリウッド映画並みの感動巨編だと思います。でもどんぐりが主人公になると…なんでおもしろさも加わるんでしょうね。でもラストには感動しました。あの島の未来を夢見ました。
    友人への贈り物にしてもセンスがいいし、自宅にも絶対に欲しい一冊です。

    投稿日:2016/09/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • ドングリたちの長い旅

    ドングリたちが苦難を乗り越えて目指すのは、噴火で緑を失った火山の島。
    リスに襲われたり、途中で芽が出てきたり、だんだん減っては来るけれど、山を越え、海をわたり、大移動は迫力満点でした。
    これだけ頑張ったのだから、島が緑になると良いですね。
    ドングリたちの衣や出で立ちが、コマヤスカン流でユニーク。
    印象に残りました。

    投稿日:2016/09/06

    参考になりました
    感謝
    0
  • 個性豊かなドングリ達

    色んな形、色んな色のドングリ達が大移動してる姿は、絵を見ているだけで楽しくなります。途中、途中のハプニングで仲間が減ってしまったりして、 えっドングリさんはこんな理由で一緒に行けなくなるのねと、驚いたり、ちょっと笑ってしまったり。仲間が減りながらも先をめざして頑張りつづけるのは何故なのかな、その先にはどんな結果が待っているのかなと気になりながらページをすすめました。厳しい環境でも また芽をだす植物のたくましさを感じるラストでした。

    投稿日:2016/09/03

    参考になりました
    感謝
    0
  • どんぐり

    全頁試し読みで読みました。どんぐりというと可愛らしいイメージばかり追ってしまう私ですが、どんぐりの旅は、絵も細かく隅々まで描かれていて発見はいろいろとあるのですが、厳しさばかり印象に残ってしまいました。雪景色から、眩しい春の花々いっぱいに咲いた絵はよかったです。

    投稿日:2016/09/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • 発想が斬新!

    大人も子供も楽しめる大スペクタクル絵本です。
    まるで映画のようなスケール!!

    どんぐりたちが火山の爆発で焼けてしまった森の再生のために立ち上がります。リスや雪やさまざまな困難を乗り越え、火山をめざして海を渡ります。

    どんぐりたちから見ればリスもこんなに巨大なんですねぇ〜

    途中、めんぼくないと言って泣いてわびるどんぐりたちがいるのですが、その理由にクスッと笑ってしまったり。。。

    とにかく、何度も読み返したくなる絵本です。

    投稿日:2016/09/03

    参考になりました
    感謝
    0

56件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット