この夏、近所の地区センターに飯野和好さんがやってきました! 1時間半のパフォーマンスの中で、スライド上映しながら朗読してくれたのがこの本です。
とにかく全ページおならしか出てこない、なんとも痛快な本なのです。
でもね、とても絶妙なんです、それぞれのおならに対する表現が。谷川俊太郎さんの文章も、飯野和好さんの絵も。
「おなら」なので、飯野さんの絵は絶対に大迫力で汚いだろうと思い込んでいたのですが、全くそんなことはありません。どちらかというときれいに描き込まれた力作です。
少しザワザワしていた会場も、これがスライドで映されるや大爆笑。絵が変わる度に、大人も子どもも大喜びでした。
私個人としては「すかして へ」がお気に入りです。
実は、今回のイベントにスタッフとして参加していた私は、スライド映写機を動かす係だったので、飯野さんから直々にページをめくるタイミングなど教えてもらったのです。
私にとっても思い出深いおならの本です。