実は子ども時代に『長くつしたのピッピ』を読みそびれています。
今回作者の娘が抜粋して再構成した絵本が出ていると知り、
思わず借りてきました。
本当は前作『こんにちは、長くつ下のピッピ』も借りたかったのですが、
まだ図書館に入ってなくて、早速購入リクエストしようと思っています。
さて、赤毛を横にピンと三つ編みにしてそばかすだらけ、
力持ちのピッピ、というのは知っていましたが、どんなおはなしなんでしょう。
ピッピはお友達のトミーとアニカを誘って、
お父さんが王様として治めている南の島と旅立ちます。
まあ、なんと素敵な南の島の生活でしょう。
しかも、大人たちが野ブタ狩りに出かけている間、
島の子ども達とお留守番するんですから。
もちろん、盗っ人が上陸したってやっつけてしまいます。
絵本とはいえ、かなりの文章量ですので、小学生以上くらいからですね。
でも、この絵本をきっかけに物語にも手を伸ばしてくれたらラッキーですね。
実は100年ほど前、スウェーデンの船乗りが南太平洋で難破し、
助けられた島で縁あって王様になったというのは実話だそうです。
ピッピのお父さんのモデルも、この実話から来ているようで、
それだけに、おはなしも生き生きと展開していくのかもしれませんね。