「そおっと そおっとね」 みんなの声

かわいいーーー！！
なんてかわいいんでしょう。
こどもが大事にそぉーっとそぉっと運ぶ姿って
本当にかわいい。
わが子のことも思い出してほほえましく思い出しました。
慎重に慎重にという気持ちが
ねこ背になった姿勢に現れていてかわいらしい！

日常にあるちょっとしたことだけど、だれもが、よくわかる状況です。
だから、女の子の様子に、大丈夫かなあ？とよりそいつつ、読むことができます。なので、最後はよかったね！とつい言いたくなりました。
はっきりした絵もかわいらしく、文字も少なく、小さな子どもから楽しめる内容です。

私が台所で料理をしてると背後から静かに戸棚からお皿を持って行ってしまう２歳の息子。
さまざまな色、形をしたお皿や、こっぷは息子からしたら宝物を見つけた気分なのでしょうね。
『そぉっとよ！』と伝えた所でハラハラしてる私の声が荒くなってしまい、まったくそっとじゃないので息子はビックリしてお皿を何枚か割ってしまうので

物の脆さと運び方を教えるためにこの絵本を読みました。

この女の子がそぉっと歩いていても目力で必死さが伝わってきます。
集中力こそが目的地まで上手に運べるコツとこの絵で伝わるので息子もイチゴのケーキにくぎづけ、『ちゃんと置けたね。』と息子もほっと一安心していました。

この絵本のおかげか私の見ていない所で家族のチワワを抱きしめて『そぉっと、そぉっとね。』と廊下を歩いている息子を見つけてビックリしましたが今までは放り投げそうになっていたのにちゃんとソファに置いてくれました。物質だけでなく生き物も脆い物と認識してくれてよかったです。

静止画でも目力と足の向きでこんなにも子供を成長させてくれたこの絵本に感謝です。

小さい子が、食べ物を運ぶ時ってほんとにどきどきします。
きっと、運んでいる本人自身よりも、まわりで見ている大人の
方がいっそうどきどきしてしまうのではないかしら。
手を貸してあげたい！
でも、自分でやりたいのだろうし！
悶々としながら見守るのです。
考えてみれば、子育てってそんなことばかりですね。
そおっとそおっと。
この絵本の主人公の女の子もそう。
絵本の中の出来事ですけれど、大丈夫かな？最後まで無事に
運ぶことができるかな？とどきどきひやひやしました。
娘はこの絵本をまだ読んでいませんが、読んだらきっと
「そおっとそおっと」って言いそう。やりそう。
そうして無事に運ぶことができずにどこかでひっくり返して
しまいそうです。小学３年生だけど。

かわいい絵本だったので、
2歳の双子ちゃんにプレゼントしました。
男女の双子ちゃんですが、
二人ともこの絵本が気に入ったようで、
これを読んでからは、
何かを運ぶときには
必ず「そおっと」遊びをするそうです。
5歳のお兄ちゃんがいるお宅ですが、
お兄ちゃんもいっしょにつきあって
「そおっと」遊びしてるらしいですよ。
はやるかも？