我が家では、うさこちゃんシリーズ春・夏・秋・冬の中では一番人気です。
最初におとうさんが誘って、うさこちゃんが賛同する、「どうぶつえん」と同じパターンです。
他の人の姿のない海辺の様子に、父と娘の濃密な時間が窺えます。
我が家の子ども達が必ず止まるページは、うさこちゃんが拾った貝が紹介されるところです。必ずひとつひとつ指差し確認し、自分の口にぱくっと入れた子もいました。
私がなんだか気になるのは、うさこちゃんが海水パンツをはいているところ。あれ?うさこちゃん、どうして?と不思議でした。おまけに後ろのページでは、おとうさんが水着を着ているし。
でも、だんだんこれがこの本の味であるように思えてきてしまい、今では、うさこちゃんが水着を着ていたらこの本に対する愛着も半減するだろうとまで思っています。