もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本
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「納棺夫日記」の青木新門さん原作の絵本です。 つららが擬人化され、お話が紡がれます。 この世の生きとし生けるものすべてが 命のサイクルの中で育まれる尊いものだというメッセージが 田舎の冬の自然な風景の中に読み取れます。 途中出てくる、トチの木のおじいさんの 「ありのまま生きているだけでみんなのためになっている」 「お前がそこにいるだけで、じいちゃんはうれしい」というセリフに ジーンとしました。 命の大切さとともに 自己肯定感の大切さにも気づく とてもいいセリフだと思いました。 一度は読んでおいて損のない本だと思います。
投稿日:2021/02/11
つららのぼうやが生まれました こんな始まりの寒い国のお話 近頃 つららを見ることがなくなりました(私の住んでいるところは) 子どもつららを知らない子が多いです このお話は つららのぼうやが スズメさんやネズミやカラスたちから 死というものを教えられるのですが・・・・ トチの木のおじいさんとの会話は 心に残りました つららのぼうやは すきとおっていて 清く正しく生きているといってくれます トチの木じいさんは 動かなくても 太陽と水があれば生きておれるのだと教えてくれます 動物は生まれて 食べて 生きて死んでいくのですが つららが解けて水になり 水蒸気 雲 雨 雪と変化し 川や海になるから カラスや ネズミや人間が生きているのだと 「みんなのためになっている」と トチの木じいさんに教えられます 自然の摂理を教えられる 静かなお話でした つららのことを知っている 子どもたちには 分かるお話だと思います 寒い冬のつらら そして 春を迎える 生きるとは どういう事かを 心静かに 教えてくれました
投稿日:2018/12/14
小さくできて、次第に大きくなっていくつららのぼうやは、様々な生き物の暮らしのなかに、「死ぬ」ということを知りました。 命の大切さを思いながら、いずれ消えてしまう自分に恐ろしさを感じました。 でも、トチの木の語る言葉に救われて、一生を終えるつららのぼうやに自然の営みを感じました。 死生観という重さをやさしく包んだ絵本だと思います。
投稿日:2018/12/02
表紙の絵が素敵なので 図書館から借りてきました 季節的には外れているのですが 「つらら」を主人公にしている作品ってないような・・・ からすのおじさん ねずみ すずめの親子 トチの木のおじさん それぞれのおはなし それぞれの「生きる」違いに つららのぼうやが学んでいくのです つららの家族もいるのですが 他の 自分とは違う存在と比較して 気付くところに、おもしろさ、深さを感じます 悲観的な考え方になりそうなところを 視点を変えて考えることにより 「死」は、「怖い」「終わり」ではないことに 気付かされます お姉ちゃんが厳しい ですが 本来は、こんな感じだと(笑 絵がとてもしっくりしていて 作品に合っています 新美南吉さん、小川未明さん の作品の雰囲気に感じました
投稿日:2016/05/30
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