ベージュに赤と黒、とても素敵なデザイン画のような表紙で手にとりました。
2人暮らしのおじいさんとおばあさん、ねこでもいたら寂しくないのにねと、おじいさんはねこを探しに出かけました。
100万匹の猫を見つけ、このブチの子もかわいい、この毛並みのいい子もかわいいと1匹に選べないおじいさんはみんな家につれて帰りました。
すると・・・
表紙の赤と黒は何かの暗示だったのでしょうか、
さらりと残酷なことがかかれていてびっくりしてしまいます。
そして何事もなかったかのように、残った1匹をかわいがるおじいさんとおばあさん・・・ 読み聞かせていて私はとてもびっくり!
子供達も、なんとなくそこはスルーしてしまったのですが・・・
優柔不断だと、みんなに迷惑をかける ということなのか、
私が1番だ!と争うことはよくない ということなのか、
うぅーん、とうなってしまう絵本です。