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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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100まんびきのねこ」 みんなの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1961年01月
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.12
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みんなの声 総数 75
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75件見つかりました

  • やさしいおじいさんに癒されます

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    表紙の絵もあまりかわいらしくないし、中の絵は黒だけで書かれていて、文章は多いし、
    子どもが手に取りにくい絵本ですが、読んでみるとあたたかさにジーンとするすばらしい絵本です。

    ありえないほどたくさんのねこを拾ってしまうおじいさん。
    しかたなく解決しようとしますが、ねこたちのとった行動もありえないものです。

    最後に残ったこねこを大事に育てるおじいさんとおばあさん。
    おじいさんの最後のせりふがなんともおしゃれです。

    おはなしの世界でしか出会えない世界です。
    そんな現実ではありえない世界を素直に楽しめる子どもたちになってもらいたいなあと思います。

    投稿日:2008/05/15

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  • さらりとショッキング

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    ベージュに赤と黒、とても素敵なデザイン画のような表紙で手にとりました。
    2人暮らしのおじいさんとおばあさん、ねこでもいたら寂しくないのにねと、おじいさんはねこを探しに出かけました。

    100万匹の猫を見つけ、このブチの子もかわいい、この毛並みのいい子もかわいいと1匹に選べないおじいさんはみんな家につれて帰りました。

    すると・・・

    表紙の赤と黒は何かの暗示だったのでしょうか、
    さらりと残酷なことがかかれていてびっくりしてしまいます。
    そして何事もなかったかのように、残った1匹をかわいがるおじいさんとおばあさん・・・ 読み聞かせていて私はとてもびっくり!

    子供達も、なんとなくそこはスルーしてしまったのですが・・・
    優柔不断だと、みんなに迷惑をかける ということなのか、
    私が1番だ!と争うことはよくない ということなのか、
    うぅーん、とうなってしまう絵本です。

    投稿日:2008/03/09

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  • ん・・・怖い。

    子どもはネコがたくさん出てきてそれなりに楽しかった様ですが…なんだか怖い話ですねぇ。
    人間の欲張りな部分、ずるい部分がすごくきっちり描かれていて読みながらため息が出そうでした。
    ネコ同士の戦いなんてホント悲しいものが…。
    弱者とされるであろう貧相だったネコが人間に飼われて幸せに?というラストシーンだけ見れば悪くない気もしますが本当にブラックな話です。

    投稿日:2008/02/24

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  • 子どもは結構好きみたい

    • どるちぇ*さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、女の子3歳

    大人の感覚では、あまり「良い絵本」とは感じないかもしれません。

    のっけから、おじいさんとおばあさんは「あまり幸せではありませんでした」といって始まるし、最後にはねこたちが食べっこてしまうし・・・。
    でも、赤ずきんちゃんでも七匹の子やぎでも、途中、大人からしたら残酷だな〜って感じる場面はあるんですよね。

    年寄り二人で、さびしいという気持ち。
    ねこがいればいいのになぁ・・・という動物に対する優しい気持ち。
    たくさんのねこに出会って「一匹なんて選べないよ〜」という迷い。
    お腹が空いたときに、少しずつ草を分け合うねこたちの優しい気持ち。
    ケンカしたら、みんないなくなっちゃうんだよ、という平和の大切さ。
    人やものを、見た目だけで判断してはいけない・・・などなど。

    子どもたちに伝えようと思えば、伝えられることはたくさんあるのかもしれません。

    わが家の子どもたちは、この絵本が大好きです。
    息子のお気に入りは、「誰がいちばんきれいなねこだい?」と聞かれて「ぼくだよ」「わたしよ」と言い合うところだそうです。
    娘のお気に入りは「ぜんぶ〜!」(笑)
    おじいさんがねこをたくさん連れて帰るときには「どうして?どうしてみんな連れてくの?」と聞いてきます。
    そして、読んでる私のお気に入りは
    「ひゃっぴきのねこ せんびきのねこ ひゃくまんびき いちおく いっちょうひきのねこ」
    という言葉のリズム。

    子どもがこの絵本からどんなことを感じ取るのかを確かめるのも、面白いと思います。

    投稿日:2007/12/12

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  • 考えさせられますね。

    白黒の絵ですが、なかなか印象深い絵です。

    目移りしてこれが1番というねこを選べず、ついには全部つれて帰ることにしたおじいさん

    干上がった池、草が1本もなくなってしまった野原

    ねこたちのけんか

    最後に残った1匹のこねこ

    こういうところから、私たちは学ぶことが多いのではないかと思います。

    何を?

    それは、読み手にとって、聞き手にとって、それぞれに違うと思います。

    私もこの絵本を娘に読み聞かせるたびに考えさせられることがありますが、3歳の娘はこのおはなしから何をかんじているのだろうか、いつもと思いながら読んでいます。

    私が容易に娘に教えることができないことを、きっとこの絵本から学んでいるのではないかという気がします。

    投稿日:2007/12/17

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  • 何度も見たくなる絵(^_-)-☆

    年老いたおじいさんとおばあさんが、ネコが1匹欲しいので、おじいさんが探しに出かけ・・・一番きれいなネコを絞りきれずに億・兆匹単位で連れ帰ってしまいます(マジですか!?)。
    で、猫たちは結構残酷な方法で・・・最後の1匹が残りますが、ひどい方法だ!!と思うのは大人のツッコミで、子どもは『めでたしめでたし。おもしろかった〜』と気に入った様子。

    途中のネコたちの移動の様子も何だか淡々とした絵と文で語られ、色彩も黒白のみなのでシンプルですが、私は何度もなぜか見返したくなります。

    投稿日:2007/11/24

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  • ちょこっと不気味

    • 花ぶらんこさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子9歳

    とんでもない数字に子供はビックリするかもしれません。
    この絵本にはそれはそれはたくさんのネコが登場します。
    タイトル通り100まんびきのネコですよ。
    想像できないでしょ。
    気の優しいおじいさんが結局1匹に選べなかったから
    どんどんついてきたネコ達....。
    とっても古いお話ですが今でも読み継がれているのですから
    ロングセラーなんですね。
    モノクロには全然違和感がないのですが
    結末のちょっとした残酷さに驚いてしまいます。
    私が私がと自己主張したばかりでは
    しっぺ返しが来るなんてのを伝えてるいるのか。
    何度も読んで欲しいとは言わない絵本でした。
    でも子供って不必要にありえない数字に喜ぶので
    反応を見てみるのにいいかも。

    投稿日:2007/07/25

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  • 1兆!

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子9歳、女の子7歳

    息子はちょうど算数で、1兆とか1億を習ってたので、
    たくさんのネコに「うわ〜〜。すげ〜。」と目を丸くしていました。
    だって、100万匹どころか1兆のネコがいたんですもの。
    おじいさんはおばあさんに頼まれて、たった1匹のネコを探すのに、
    1兆匹のネコを全部つれて帰ってきました。
    どうなるの〜?なんて思っている間に、
    話は急展開し、ちょっと残酷でもあり、え〜って思う結末をむかえます。
    話のとらえ方が行く通りもあり、奥が深い作品だと思います。

    投稿日:2007/04/30

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  • 好きと嫌いと極端そう

    なんとも変わった話で、のっけからおじいさんおばあさんは幸せでなかったというのですから引き込まれました。
    「昔々おじいさんとおばあさんが」とくれば、「貧しいながらも幸せに暮らしていました」とくるもんだと思い込んでいたのですね。
    で、まさかまさか?えぇぇぇ?と言っている間にあのラスト。一度読んだら忘れられないストーリーです。
    あのネコだらけの丘には笑いさえ。だって風にそよぐ草のようにネコが。そんなバカな。

    共食いという表現は私も引っかかったのですが(さらにおじいさんの行動にも)、娘はケロリとしたもので、大変におもしろかったとのことでした。
    意味合いが違うから引っかかるのだろうとは思うけど、まぁ昆虫好きだと共食いはおなじみの行為でもあるかとも思ったり。
    旦那は、本来残るべき勝者が残っていないと指摘。
    でも、ここにこの話の真の意味がこめられているのかなとも。

    争いごとについて書かれているのだとは思いましたが、旦那はさらに戦争だろうとの見解でした。ネコの数の多さと(現地での)出版年からそう思ったのですって。
    人間が共食いして残らず、端で見ていた国が結局幸せになるという内容だと理解したそうです。
    そう考えると、海外のこと。おじいさんおばあさんは神様だったのかもしれませんね。
    それにしてもシュールでブラックです。私は逆にそこがツボにハマったのですが、好き嫌いは分かれるでしょうね。

    娘は、読む前は「色数の少ない本だね」と言っていましたが、読後は全然気にならなかったとのこと。
    あまり白黒絵本を読みたがらないで残念に思っていましたが、イケるかも……!と心中で拳を握ってしまいました。

    投稿日:2007/03/05

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  • ブラックさと純粋さが混じった感じ?

    • ぶらいすさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子10歳

    娘が猫好きなので選んでみました。
    とても気に入ったようです。
    挿絵ははじめ地味な印象でしたが・・・
    たくさん猫のいる場面は圧巻です。
    絵と文の配置も独特で絵を充分楽しめるように
    考えられている気がします。
    5年生の読み聞かせに使ってみましたが
    淡々と進む中に奇想天外な展開があって
    結構楽しんでいました。
    結末にはちょっとほっとします。
    ちょっとブラックでシュールなテイストが
    はまります。
    大人も小さい子もそれぞれに楽しめそうなお話です。

    投稿日:2007/02/14

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