100円たんけん」 みんなの声

100円たんけん 文:中川 ひろたか
絵:岡本 よしろう
出版社:くもん出版
税込価格:\1,430
発行日:2016年10月21日
ISBN:9784774324906
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,411
みんなの声 総数 76
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

76件見つかりました

  • 社会の教科書もびっくりの一冊! 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    「100えんたんけん」という題名がまずとっても面白そうで、
    どんなたんけんが待っているのか、とってもワクワクしていた娘。

    と、ページをめくると意外や意外、
    とっても社会の教科書的な絵本で、
    これは期待したよりさらに面白そうだ!と思いました。

    物の価値。
    ものをお金で「かう」とはどういうことか。
    その昔「おかね」がなかったときは、人々はどうしていたのか。

    という、取引の基本がとってもわかりやすく、かつ面白く描かれていて、
    これは小学校入る前の娘と読めてとっても有難い!

    そして、100円だま一個 = トマト一個 = ピーマン5個 と
    100円玉で帰るそれぞれのモノの量を調べるのが、「たんけん」。

    ホールケーキは、20度分。
    ぶたにくは、ぎゅうにくより、多い。これってどういうことかな?

    すごい!
    こんなに分かりやすく「もののかち」「とりひきとは」を
    教えてくれる絵本は、初めて読みました!

    できたら小学校に入る前に全園児さんにオススメしたい!
    娘はこの絵本と出会って、
    「たかい、やすいってどういうこと?」
    「ものをかうって、どういうこと?」」という視点で、
    お見せに並んでいるモノを見れるようになったと思います。
    社会の教科書もびっくりの一冊です!

    投稿日:2017/09/28

    参考になりました
    感謝
    0
  •  お金の大切なことはみんな知っているんだ。
    知っていても、100円でどんなものが買えるかはよく知らないなあ。
    さあ、まずは絵本で100円たんけんをしよう。
    こんなにいろいろと買えることができるんだ。
    それから、もしできるなら100円ショップで本当のたんけんをしてみよう。
    値段にみあっているかどうか、自分で考えるんだ。
    本当は今はいらないものを、安いと感じて買おうとしていないかな。
     お金はべんりだし、とても役にたつ。
    でも、お金で買えないものもあるんだ。
    いちばん買えないのはなんだろう。
    そんなことをはなしあうことも、お金を知ることになるだろうね。

    投稿日:2017/10/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • お母さんと一緒に買い物に出かけた少年がコンビニで100円分のお菓子を買ってもらおうとします。
    100円均一へ行ってみるとさまざまなものが100円で買えるということを表記して、フライパンやサングラスをかけた少年がこれも100円という絵がユーモラスながら凄い時代になったものだと、改めて現代の100円というものに驚かされます。

    昔は山の人と海の人が物々交換し、貨幣なしの生活だったけれど、現代はお金が出来たのだと少年はお母さんに教えられます。

    物々交換した時代と、現代との違和感が、100円という事から沸き起こる事が凄いです。

    その後も100円で買えるものはどれぐらいかとさまざまな所を旅してまわる親子は、駐車場でも土地(ある場所)によって100円で停車できる時間が違うことに気づきます。
    土地というものにも、価格の違いがある事を100円のパーキングで指摘して見せてくれ、ふ〜むと考え込ませられ、注目させられます。

    魚屋、肉屋、鮨屋、八百屋、パン屋、ケーキ屋と歩きまわると、買えるものが限られてきたり、ものすごく少なかったり、季節によって値段が違う事もに気付くように描かれています。

    100円という事をテーマに、旅をした少年の感想は、楽しかったなぁと締めくくられています。

    けれど、読んでいる私達には、楽しかった以上の「ためになった」、「考えさせられた」、「現代の貨幣価値はこういう感じなのか」等の充実したものが残る。

    ぜひとも子どもたちに読ませたいと思う1冊ではないでしょうか。

    投稿日:2017/09/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • 子どもたちに身近な100円玉 受賞レビュー

    お母さんとぼくの何気ない会話から始まるお話。

    今の時代、こうやって親子で買い物をすること
    少なくなったのではないでしょうか。
    親子で会話が続いていくストーリーに
    まずもって感銘を受けました。

    そして、「100円」
    小学生の子どもたちが
    お金やモノの価値を理解するとき
    100円玉はとても身近なものです。

    だからこそ、お話で登場する
    100円に値するモノがとてもわかりやすい!
    モノの名前や種類、個数(量感)を
    思う存分味わうことができます。

    この絵本を読んだあと
    子どもたちは100円玉を握りしめて
    買い物へ行くことでしょう。
    そして、そのたびに驚くでしょうね。
    その様子や表情を想像するだけで
    とても楽しいです。

    読み聞かせした後
    ぜひ一人で読んでほしい絵本です。

    いろいろなお店の絵が細かく描かれていて
    こんなものも売ってあるなあと
    楽しみながら読むことができます。

    これは、社会科の学習でも使いたい1冊です。
    6年生の子どもたちにも
    お金のしくみやモノの価値を学習するときに
    役に立つことでしょう。

    投稿日:2017/09/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 100円持って出かけよう

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子8歳、男の子5歳

    男の子とお母さんが、いろんなお店をまわって100円で買えるものを探し、もののねうちについて考えさせてくれるとても面白くてためになる絵本でした。
    ものにはそれぞれ値段があって、買い物に行くと私が高いだの安いだの、こんなもんかな、など言いながら買ってるのをうちの息子も見ているので、興味を見て話を聞いていました。
    どうしてものには値段があるのか、その値段はどうやって決まっているのか、とても分かりやすく説明してくれています。普段私はここまで息子に説明したことなかったな、ということを丁寧に書いてくれている絵本で、こんな絵本待ってました!と読んでうれしく思いました。

    投稿日:2017/10/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • うちの子にぴったりな絵本! 受賞レビュー

    我が家では子供が小学生になってから計算問題をするようになって、少しでもお勉強になったらいいな、少しでもお金の大切さを覚えてくれたらいいな、そう思ってお小遣い制にしました。

    でも結局お小遣いをもらうと直ぐに使ってしまってそれから次のお小遣いまで待てなくて結局主人におねだりして買ってもらったりしている感じで困っていました。主人も甘いので子供がおねだりしてくると直ぐに買ってしまうタイプなので毎回子供は欲しい物があると我慢が出来なくなってしまって、本当にこの本に出会えて良かったと思いました。

    百円で色々と紹介されているので子供にとっても分かりやすくて良かったみたいです。百円で何が買えて何が買えないのか、欲しいものを買うためにはどのくらいお金を貯めないといけないのかと、この本を通じて子供とお金について話をする良い機会になりました。

    絵と内容がすごくマッチしていたのですごく良かったです。絵も細かくてすみずみまで楽しめて子供と相当盛り上がりました。とっても素敵で役に立つ絵本なのでお勧めです。

    投稿日:2017/10/02

    参考になりました
    感謝
    0
  • 握りしめる!100円玉♪ 受賞レビュー

    「行ってくる!」というので、
    「どこに?」と母である私。
    「???…お店!」と娘。
    100円たんけんを、初めて読んだ後の会話でした。
    とにかく「100円を試したい」という気持ちがわいてきたんだそうです。

    最近は、商店街のように個店で買い物をするとういうことが少なくなり、
    かつ、買い物をするときに「お店の人とおしゃべりする」こともなくなりました。。
    スーパーの人に声かけていいのか?わからないし…。。。
    大阪で生まれ育った私が子どもの頃は、会話も含めて“お買い物”だったように思います。
    「今日は、何がおいしい?」「これなんぼ?」「もう、ひと声!」など。
    そこで、子どもの頃の私は、交渉や忖度(笑)を学んだように思います。

    娘が「100円を試したい!」という言葉を使ったことにも驚きです。
    ぐっと、お金を身近に感じたと同時に、いろいろな「価値」を知ってほしいなぁと思いました。
    たくさんのフックが埋まっている本だと思います。
    子どものこころをひっかけて、つかんで、離さない…そんなフックがたくさん。
    ひとつひとつは、子どもによって違うし、読んだ時のお楽しみ♪

    私たち親子は、この本の後に同じ「100円」でお友だち屋をやっているきつねさんの本を読み、新しい「100円」の価値を知ると共に、お友だちについても考えることができました…その次に読んだのは「ふたりはいつも」です。。。

    投稿日:2017/09/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 100円の価値

    お金が発明される前の話などもあり、100円の価値というものを考えさせられる絵本でした。
    確かに今は100円ショップでいろいろなものが揃う時代ですが、お母さんと一緒に商店街をまわってこんな風に探検できたら、子供にとってはとても楽しいひとときになりそうですね。

    投稿日:2017/10/01

    参考になりました
    感謝
    0
  • お買い物体験 受賞レビュー

    私の子供の時は「10円ちょうだい」と言って
    貰ったお金を握りしめお店に行ってたことを思いだしました。
    「これとこれ買えるよ。」「全部使わないでためときなよ」お店のおばさんがお買い物の先生でした。
    今は、子供達がそう言う体験ができない時代。
    だから、必要な絵本だなと思います。
    足算、引算、分数…お勉強なら嫌だなと思うことも
    たのしく生活の中の出来事として 描かれているのがいいなと思います。
    きっと子供もすんなり受け入れてくれることでしょうね。
    身近な物が絵本の中にあふれていていろんな発見が…
    見ているだけでもたのしい絵本です。

    投稿日:2017/09/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 100円でいろんなものが帰ることを子どもと探検するというテーマは良かったのですが・・・・
    現在では 消費税のこともしっかり書いてほしかったなあ! 中川ひろたかさん

    私の家のすぐそばに駄菓子屋さんがあって 子どもたちは楽しみにお菓子を買いに来ているのを見かけます
    私も子どもの頃駄菓子屋さんでお菓子を買った想い出があります
    その時代は 消費税がかからなかったのか 内税だったのか?

    でも今の時代では 100円ショップの商品も 100円に8%の消費税がかかるので 108円です  100円玉1つでは買えません

    子どもたちにもしっかり 教えなくてはならない税だと思うのです
    内税で100円の商品ならこの絵本の通りですがね

    気になりましたので・・・・・

    投稿日:2017/09/26

    参考になりました
    感謝
    0

76件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / ノンタンぶらんこのせて / かばくん / がたん ごとん がたん ごとん / よるくま

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット